子育て特集/子育てマネー

お得な保険の選び方は? 保険選びの基本ルール10(2ページ目)

保険は種類も多く、用語も難しく、わかりにくいと感じている人も多いのではないでしょうか。でも子どもが生まれたらそうも言っていられません。将来に向けて、早いうちからしっかり備えておきたいところ。初心者でもわかる保険選びの10の基本ルールをご紹介します。

山口 京子

執筆者:山口 京子

家計簿・家計管理ガイド

保険料は安くも高くもなる

夫婦

我が家の保険、どうする……?

――月々の保険料はいくらくらいがベスト?

山口さん:
生命保険にしろ、医療保険にしろ、月々の保険支払額がどのくらいがいいのか、悩みますよね。でも、いろいろな保険を比較検討するときに、月々の支払額で比べるのは間違いなんです。なぜなら、保険料は以下の3つで大きく変わるからです。
  • いつまで保障があるの?
  • いつまでお金を払うの?
  • どんな保障が受けられるの?
たとえば、同じ内容の保険でも、支払い期間を長くすれば月々の保険料は安くなります。支払い期間を短くすると月々の保険料は高くなりますが、支払い総額は一般的に安くなります。どちらが安い、どちらが得とは一概に言えませんよね。

毎月の保険料が安くても一生払うタイプのものもありますし、保険料が高くても10年で払い終えて、保障はその後一生続く物もあります。どちらがいいとは言えません。自分がいつ、どんな保障を受けたいか、いつまでに払いたいかを考えて、保険を選びましょう。

ルール2:
「月々いくら」で判断してはダメ


どんな保険に入っているか確認を

――どんな保険が必要かわからないのですが……。

山口さん:
結婚したときに、すすめられるままに保険に入ってそのまま……という人、結構多いんですよ。すでに保険に入っている人は、今どんな保険に入っているのか、 まずは家族全員の保険証券をチェック! 見方がわからなければ、保険会社のコールセンターに電話して聞いてみましょう。自分たちがいつ、どんな保障を受けられるのか、いつまで保険料を払うの かという点を必ずチェックしてくださいね。

また、一人目、二人目のお子さんが生まれたときなど、今のままの保障では足りないと感じたら、保険を見直すタイミングです。保険は入りっぱなしではダメ。出産やマイホーム購入などのライフイベントごとに見直すことが必要です。

ルール3:
どんな保険に入っているか確認。入りっぱなしはダメ



>> 次のページは、もっと保険で得をするためのアドバイス
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 6
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます