ママが気になる保険の素朴な疑問を、ファイナンシャルプランナーで1児のママの山口京子さんに聞いてみました。「どんな保険を選べばいい?」、「どうすればお得に入れるの?」など、保険を選ぶとき・見直すときに知っておきたい10の基本ルールを、初心者にもわかるようにやさしく教えてもらいました。知らないままでは損しちゃうかも!?
――ズバリ、保険って本当に必要ですか?
山口さん:
まず、生命保険というのは、大きく死亡保障と医療保障に分けられます。死亡保障は、亡くなったらお金をもらえるというもので、加入していれば誰もが必ず一度お世話になるものです。不安に備えるお金は、毎月定期的に貯金すればいいのでは?と思う人もいるかもしれませんが、保険のいいところは、もし翌日に亡くなったとしても保険金が受け取れるということ。
掛け捨ての保険も損ではありません。安い保険料で大きな保障が買えるので、とてもお得です。生命保険は、税制上の優遇措置(生命保険料控除)を受けられるので、所得税、住民税が安くなりますよ。
「解約返戻金(かいやくへんれいきん)」という言葉をご存じですか? これは保険を解約するときなどに払い戻されるお金のことですが、終身保険の短期払いでは、払い込み期間を過ぎると支払い保険料の総額よりも増えて戻ってきます。しっかり貯められるので、これをお子さんの教育資金として活かすこともできますよ。
よく、「どの保険がいいですか?」って聞かれるのですが、保険に悪いものはありません。ただ、家計とミスマッチは本末転倒です。家計とのバランスは後で詳しくお話しますね。細かいところを比較して損得を計算するより、保険に入って将来に備えておけば、いざというときの安心が手に入ります。保険は家族が安心して暮らしていくために必要です。
ルール1:
保険は「転ばぬ先の杖」。安心して暮らすために保険に入ろう
>> 保険料はどうやって決まるの?
取材・文/伊賀真弓(All About編集部)
保険は安心でお得な金融商品
子どもが生まれたら、将来のためにしっかり保険のことを考えよう
山口さん:
まず、生命保険というのは、大きく死亡保障と医療保障に分けられます。死亡保障は、亡くなったらお金をもらえるというもので、加入していれば誰もが必ず一度お世話になるものです。不安に備えるお金は、毎月定期的に貯金すればいいのでは?と思う人もいるかもしれませんが、保険のいいところは、もし翌日に亡くなったとしても保険金が受け取れるということ。
掛け捨ての保険も損ではありません。安い保険料で大きな保障が買えるので、とてもお得です。生命保険は、税制上の優遇措置(生命保険料控除)を受けられるので、所得税、住民税が安くなりますよ。
「解約返戻金(かいやくへんれいきん)」という言葉をご存じですか? これは保険を解約するときなどに払い戻されるお金のことですが、終身保険の短期払いでは、払い込み期間を過ぎると支払い保険料の総額よりも増えて戻ってきます。しっかり貯められるので、これをお子さんの教育資金として活かすこともできますよ。
よく、「どの保険がいいですか?」って聞かれるのですが、保険に悪いものはありません。ただ、家計とミスマッチは本末転倒です。家計とのバランスは後で詳しくお話しますね。細かいところを比較して損得を計算するより、保険に入って将来に備えておけば、いざというときの安心が手に入ります。保険は家族が安心して暮らしていくために必要です。
ルール1:
保険は「転ばぬ先の杖」。安心して暮らすために保険に入ろう
>> 保険料はどうやって決まるの?