女性キャラクターで、女性入居者により近く

統計

警察庁統計によると、侵入犯は以前多いご時世(以下、画像提供協力:ダイワハウス)

平成23年3月期の決算発表で、賃貸住宅事業の売上高が前年同期比+10%と大幅に増加した大和ハウス工業。リーマンショック以降、住宅着工戸数は大幅な減少になったにもかかわらず、賃貸住宅部門は同社の売上高を牽引するほどの実績でした。

賃貸住宅ブランド「D-room」は人気女優、上野樹里さんの起用で知られていますが、賃貸住宅そのものも、女性入居者を意識した展開が功を奏したようです。

ご入居者のニーズに応えるソフト重視の商品開発

外観

防犯賃貸「セジュールウィットS」外観

同社では2010年8月、綜合警備保障ALSOKのホームセキュリティシステムを標準搭載した賃貸住宅商品「セジュールウィット-S(2階建)/セジュールオッツ-S(3階建)」を発売。

これまでもホームセキュリティシステムを導入した賃貸住宅は建築していたものの、セキュリティ会社と全面的にコラボした、ホームセキュリティ標準搭載の賃貸住宅を出したのはこれが初めてだとか。

これは、室内に取り付けた防犯センサーが異常を感知すると、ALSOKガードセンターに通報が入り、ガードマンが駆けつけ、必要に応じて緊急連絡先や警察に連絡・通報するというもの。

ガードマン

留守中だけでなく在宅中にも警備員が駆けつけてくれるのは、女性にとって心強い

また、在宅中の非常時にも、コントローラーの非常ボタンを押すと、ガードマンが駆けつけてくれるので、安心できます。さらに、ピッキング対策に有効な玄関ドアや、録画機能付きカラーTVインターホン、1階住戸には窓ガラス破りの侵入を防ぐ防犯合わせガラスを標準で搭載しています。

このような各戸の防犯設備に加え、共用部にオートロックシステムや共用廊下のフェンス、センサー付き外部照明などを設置することや、敷地をフェンスで囲いエントランスゲートを設置したり侵入を抑止する3重のセキュリティを提案しています。

日中を不在にすることの多い単身者向けの賃貸住宅では、これまでもホームセキュリティを導入した例は珍しくなかったはず。にもかかわらず、この商品が賃貸住宅部門の受注を押し上げたのには、別の大きな要因があったようです。