設計や工事監理に支払う設計料はいくら
施主は設計や仕事を依頼する建築家または設計事務所に対して契約に基づき設計料を支払うことになります。これは建物の規模や種類によっても違います。一般的に木造2階建て3000万の工事金額であれば10~12%が目安です。しかし近年の実態調査に基づき国交省は平成21年1月にこの基準を改正し、若干アップしました。設計は作業量というよりも付加価値であるデザインに評価するものです。各個人の能力によっても違います。設計料に関してはお願いする始めの段階で確認しておくことです。建築家とはこんなトラブルに注意
一見建築家はとっつきにくい、プライドが高そうと感じている方も多いかもしれません。しかし決してそんなことはなく意外とシャイでおせっかいやきです。打合せが進んでいく中でやはりトラブルになりやすいのがデザイン優先でコストが甘くなったり、図面通りに納まらなかったということです。また作品性を強く求めすぎて建て主の言うことはあまり聞かず、良いコミュニケーションがとれなかったという声も聞かれます。したがって万が一、何となく相性があわないなどと不安を感じたら、仮に設計契約を結んでいてもお断りすることです。断るときは実施設計に入る前に断れば、お互いに被害が少なくてすみます。
自分に合う建築家をじっくりと探し、楽しい家づくりをしていきましょう。