セラミック包丁の切れ味は!
優れものの包丁を使いこなすために
1985年に初登場してから早くも25年以上経過した京セラのセラミック包丁の人気がこのところ急上昇中だ。この秋34年目を迎える東急ハンズ渋谷店のキッチン売り場のロングライフ商品でもあるセラミック包丁売り場に、最近は京セラ以外のセラミック包丁も展示販売されるようになった。東急ハンズ渋谷店2階包丁売り場の金属刃ショーケース
東急ハンズ渋谷店2階のセラミック包丁売り場・右半分は砥石売り場
東急ハンズ渋谷店2階の京セラセラミック包丁売り場はカラフルに
◇薄刃で切れ味が良いので、トマトやタマネギがスパッと切れ、刺身や肉のスライスにも適していること。
◇軽量なので手首が疲れず、高齢者の方にとっても扱いやすいこと。
◇錆びないこと。
◇金属イオンが出ないため野菜や魚に金気臭がつかないこと、匂いがうつらないこと。
◇酸やアルカリにもおかされないので、レモンや柚子のスライスも大丈夫なこと。
◇食器洗い機で洗うこともできること。
◇細菌の繁殖を防ぐ抗菌タイプのセラミック包丁もある。
などなど、包丁に要求される性能が満足できる点にある。
京セラセラミック包丁で肉を切る
□使い始めは、思ったより軽量で非常に鋭利なので、ちょっと触れるだけで手を切りやすく、充分に取扱いに注意すること。
□使い終わって洗ったあと、ステンレス製の水切りかごで水を切るとき、刃先がちょっと当たるだけでも欠けてしまうので、充分に注意すること。
□野菜切りには最適なセラミック包丁だが、カボチャやトウモロコシの芯などの固い野菜は、刃欠けを起こすことがあるので要注意!
□セラミック包丁は刃渡り18cm前後の薄刃のものが多く、スイカや冬瓜などの大きな野菜や果物を切るとき、切りづらいことがあり、切るものによって包丁を使い分ける必要がある。
□トマトや人参など色の出る野菜や肉汁などを切ったままで置いておくと、刃に色がついてしまって取れにくくなること。ただ漂白剤を使えるので、こまめに手入れをして清潔に維持することも大切だ。
研ぎ直しを終えた京セラセラミック包丁
京セラダイヤモンドシャープナー
京セラのセラミック包丁は購入すると一回分の無料の研ぎ直し券がついてくるので、切れ味が鈍れば研ぎだしに出すのが良い。京セラ公式サイトの中からWEB会員登録すると、もう一回分の無料研ぎ出しができるようになる。
セラミック包丁の研ぎ直しは、普通の鋼包丁やステンレス包丁の研ぎに使う砥石では、研ぎができないため、以前は研ぎ直しはサービスセンターに送らなければできなかったが、最近は家庭用の電動ダイヤモンドシャープナーが発売されている。
京セラに研ぎ出しに出している間、日使いのモノ切りや野菜切りに困って、東急ハンズで別のメーカー「セラ株式会社」のセラミック包丁を見つけ購入した。
このセラミック包丁も素晴らしい切れ味で、日常の調理作業のほとんどをこなしてくれる優れものだ。
セラでチンゲンサイを切る
セラでフランスパンを切る