住宅展示場・モデルハウス/住宅展示場・モデルハウスの見方

展示場以外に訪れたい場所(1) ショールーム(2ページ目)

良い住まいづくりを実現するためには、様々なものを見たり体験したりして検討することが大切です。それを助けるため、ハウスメーカーは様々な施設や仕掛けを用意しています。今回はそのうちショールームについてクローズアップします。

田中 直輝

執筆者:田中 直輝

ハウスメーカー選びガイド

パナホーム「住まいと暮らしの情報館」というショールームを全国36ヵ所で展開していますが、「東京」はその中でも最新かつ最大規模の施設です。コンセプトは「見て・触れて・体感できる」です。

『住まいとくらしの情報館 東京』の概要

所在地 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー36階
総床面積 910.8平方メートル
営業時間 10:00~17:00
休館日 毎週水曜日(祝日の場合は営業)
※利用は完全予約制

カサートundefined構造実物サンプル

パナホームの次期主力商品と位置づけられている「カサート」の構造サンプル。これがあるのも「住まいとくらしの情報館 東京」の目玉の一つだ(クリックすると拡大します)

一般のショールームとの違いは、パナホームについてのあらゆる情報を確認できることです。つまり、インテリアやエクステリア、内外装の確認という点以外に、パナホームの構造や性能の特徴、さらには様々な技術を実験などを通じて体験し確認できます。

パナホームは今年1月に新構法「HS構法」の新商品「カサート」を発売しています。それを詳しく紹介する構造躯体の実物サンプルが展示されているのも、「住まいとくらしの情報館 東京」の目玉となっています。

また、パナホームの特徴の一つに、光触媒による防汚機能がある「キラテック外壁」の採用があります。なぜ、そのような機能が実現するのかといった仕組みについての説明も、このショールームでは詳しく知ることができます。

ハウスメーカー各社のショールーム巡りも有効!?

環境アイテム

「住まいとくらしの情報館 東京」では、太陽光発電システムやエネファームといったパナホームの「エコアイディア」に関する展示も行われている

「住まいと暮らしの情報館」のような大規模なショールームは、他のハウスメーカーでも拠点ごとに配置されるようになりました。モデルハウスでは納得できないハウスメーカーの善し悪しを確認する施設として、皆さんには積極的に活用していただきたいと思います。各社のショールーム巡りもいいかもしれませんね。

ところで、パナホームの「住まいとくらしの情報館 東京」もそうですが、ショールームの多くは完全予約制の場合が多いようです。それは、ショールームの主要な役割が契約済みの顧客との打ち合わせスペースであるためです。

しかし、例えば構造の特徴などをより詳しく知りたい場合など、営業担当者にその旨を伝えると、まだ検討段階の人でも気軽に利用させてくれます。大切なのは、自ら率先して動き、確認して納得すること。それが良い住まいづくりの第一歩です。

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