節電の夏、涼やかさを演出する色選び

連日、猛暑が続く今年の夏。節電のため、蒸し暑さから来るイライラをやわらげるには、色選びやカラーコーディネートも大切です。冷房も控えめになりますので、身の回りに涼やかさの演出が求められます。今回は、この夏の新商品を中心に、見た目にも清涼感のあるアイテムや演出方法をピックアップしました！

【CONTENTS】
Page １：ウォッチで手元を涼やかに～冷菓の彩り、水のようなデザイン
Page ２：涼やかな風を演出する～和の伝統色、家電製品の色
Page ３：風の動きを視覚化する～モビール、葉っぱのカーテン
Page ４：おもてなしの時間を演出する～涼やかなテーブルウェア

ウォッチで手元を涼やかに～冷菓の彩り、水ようなデザイン

■冷菓の彩りをデザインしたカジュアルウォッチ
半袖やノースリーブが主流となる夏のファッションは、手元のおしゃれが大切です。アピタイムは、「身につけるだけでハッピーな気分になれる」をコンセプトに、2000年に登場したジャパンメイドのカジュアルウォッチのブランドです。2011年のテーマは「スイーツ」。14種類のスイーツをモチーフしたカラーリングが特徴です。
シャーベット、ブルーハワイといったネーミングのカラーリングは、見た目も涼やかですね。

■水のかたち。透明なときを刻む時計
吉岡徳仁氏によるデザインウォッチ　“O”（仏語の水＝eau オー）のコンセプトは、「水のかたち。透明な時を刻む時計」。記事「アート、工芸、ファッションに見る日本の色」でご紹介したように、現代日本を代表するデザイナー、吉岡徳仁氏は、透明な素材を用い、極限まで無駄を省いたデザインを得意とします。
“O”（オー）は、透明プラスチックの一体ケースの裏側から鏡面仕上げの金属ケースが埋め込まれています。 水のようにかたちがなく、光のように瞬間の輝きをもつデザインウォッチを、バングルのような感覚で身につけてはいかがでしょうか。

次は、水と風をテーマに、気になるアイテムをピックアップしました。