街にあふれる「エコな設備」
小舟木エコ村で建築をする際は「小舟木エコ村風景づくり協定」を遵守する必要があります。そのなかにはいろいろな「エコ」に対する工夫が盛込まれています。雨水を貯留するタンク。一つの家で200リットルの雨水を溜めると街全体では約80トンの「ダム」となる。
手動のポンプでくみ上げる井戸。なんとなく庭に欲しい気もする。
中心部にある立派な集会所。
屋根は、大変大きな片流れ屋根となっていた。
上にのっかっているのはもちろん太陽光発電パネル。
シャープ製でした。
全世帯の約4割強で太陽光発電パネルが設置されている。
太陽光発電で得た電力で充電する電動カー。インド製との事。珍しい。
もちろん「次世代省エネルギー基準等級4を満たす程度の断熱性能確保」「高効率給湯機器の導入」などの基本性能をアップさせる「エコ対策」も取り組まれており、他にも各世帯の地下に1.5トンの地下水槽を設置するなどの設備があり、エコな暮らしで思いつくものなんでもある感じです。
ちなみに、ちょっと変わったインド製電動カーはカーシェアリングの車。カーシェアリングの運営も業者に任せるのではなく、サービスを利用する世帯で行っています。「エコな設備」を利用して「エコな生活」を送るには住民自身の取組みによる部分が大きいのです。
「エコに暮らすなら近江八幡小舟木エコ村に住め!~前編」は以上。後編では、「エコな素材」の紹介と、街並の様子をご紹介します。