毎月の経常的な支出はたくさんあります。一つひとつの項目では少額の支出でも、固定的な支出は総額で計算すると大きな金額になります。逆に言えば固定費の見直しができれば、支出の削減=家計収支の改善=毎月の貯蓄額の増加につながります。

継続できる家計の見直しはムリをしないことが大事

家計見直し

家計の見直しは夫婦の協力が大切

家計の見直しにおいて、ムリをしないことは大切なポイントです。ムリな節約などは辛さと我慢を伴うので長続きできないことが多いからです。そういった観点から、食費を半分にするとか、電気を全く使わない、お風呂の回数を半分に減らすとかはおススメできません。

夫婦で話し合って、目標である「10年後の貯蓄1,000万円」の実現のために、ムリせずできそうなものからトライしてみましょう。

●まずは支出の洗い出しから
毎月決まって使う支出の項目と金額を箇条書きで書き出して、まずは「削れないもの」と「削りたくないもの」に印をしていきます。印がつかずに残ったものが削減可能なものです。

今度は残ったものに優先順位をつけていきます。この作業は可能な限り夫婦や家族で話し合いをしながら進めていくことをおススメします。家族の中でも価値観や優先度合いが異なるからです。家族の同意が得られない項目ほど、継続性が落ちていきます。

●一つだけ、覚悟をしてみませんか?
具体的な削減項目例の中身や削減効果については次の記事で見ていきますが、その中でも今回は「たばこ」についてお話ししておきます。

禁煙

タバコの灰を貯蓄に変えられたら・・・

支出の見直しについては「ムリをしない」ということを冒頭でお話ししましたが、たばこについてはムリをしてもやめることを検討する価値ありです。

まずはたばこ代が削減できることが一つです。1日に400円のたばこを一箱吸うとして、これから50年間吸い続けるとたばこ代の総額は値上がりしない前提でも730万円になります。

まだまだ値上がりしていく可能性もあるので、生涯のたばこ代は1,000万円を軽く超えるかもしれません。無視できない金額です。

たばこをやめて健康な体に戻れたら、生命保険料も「非喫煙健康体」などの安い料率で入り直せる場合もあります。たばこを吸う人の保険料に比べて2~4割程度安くなります。そして何よりも自分自身と家族の健康のためです。

私自身長年のヘビースモーカーでしたが、保険適用の禁煙治療のおかげで禁煙することができました。昔と違って禁煙もしやすくなっています。

そうは言っても何かきっかけがないと、禁煙に踏み切れないかもしれません。貯蓄をがんばってするぞ!と決めたことが、そのきっかけになるといいですね。

次のページは「家計の固定支出見直し術 その2」です。


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