フリック&ドラッグでカーナビを操作
もう一つの新機軸が、フリック/ドラッグ操作の採用だ。画面を指で払う(フリック)、なぞる(ドラッグ)の操作は、スマートフォンをお持ちの人なら馴染んでいると思う。カーナビでも、一部のPNDで採用しているが、Hシリーズは、メニュー切り換えや地図スクロールなどの操作を、フリック/ドラッグでできるようにしたのだ。たとえば目的地を検索するとき。メニューボタンを押して最初に出てくるツートップ・メニューに、使いたい検索方法が無かったときは、画面を左にフリック。すると2枚目の検索メニューにスライドして切り替わり、残りの検索方法が出てくる。また、右にフリックするとAVメニュー、上フリックでリンクメニュー、下フリックで情報設定メニューに切り替わるという具合。スマートフォンのユーザーなら手慣れた操作で、スムーズ&スマートにカーナビを操れるのだ。
Bluetooth内蔵で楽しみは多彩
内蔵HDDは容量60GBで、ディスプレイは7型ワイドVGA。Bluetoothを内蔵し、対応携帯電話でハンズフリー通話ができるほか、対応オーディオプレーヤーの音楽をワイヤレスで聴くこともできる。またパナソニック・カーナビのユーザーに向けたWebサイト「ナビcafe」内の「おでかけ旅ガイド」やGoogleマップなどで見つけたスポットの情報も、Bluetooth携帯電話で通信して、簡単にカーナビに転送して、目的地に設定することもできる。いまやカーナビ内に収録されている検索データは、どのモデルを見てもほとんど変わらないが、Webサイト連携で最新のスポットも検索&目的地設定できるのがいい。さらにWebカメラを自宅に設置しておけば、車内から家の中の状況を静止画で確認することも可能だ。内蔵地デジチューナーは高性能な4チューナー×4アンテナタイプで、12セグ+ワンセグのフルセグ受信が可能。弱電界エリアをドライブしてみたが、受信性能はかなり高い部類だ。またiPod/iPhoneのビデオは見られないものの、音楽再生&アルバムアートワークの表示は可能。CDの音楽をHDDにリッピングするHDDミュージックも搭載する。このリッピング時に、CD同等のクオリティで保存できる非圧縮のCD音質モードも選べるのが、音質重視派にはうれしい点。サウンドエンジニア集団がチューニングした「音の匠」モードも搭載し、数タイプの設定から好みのサウンドを楽しむことができる。
要するに従来のストラーダ・ミドルクラスの機能を引き継ぎつつ、ユーザーインターフェイスを一新して、よりスムーズかつ直感的な操作を実現したのがHシリーズ。価格はオープンだが、CN-H500WDの予想価格はズバリ、23万円前後だ。
・パナソニック カーナビ/カーAV総合