幅200ミリのワイドパネルが登場
新しいHシリーズは、CN-H500WDとCN-H500Dの2モデル。CN-H500Dは通常の2DINサイズだが、CN-H500WDは、フェイスパネルが横幅200ミリのワイドサイズだ。このサイズは、トヨタ車やダイハツ車に増えているワイドコンソールのクルマにぴったりとフィットする。デモカーのエスティマに搭載していたのが、ワイドサイズのCN-H500WD。全面クリアパネルのフラットなフェイスで、画面の右サイドに、ボリュームや現在地、メニュー等のボタンを配置したデザインは、右ハンドル車で使いやすいものだ。
アプローチセンサーで地図画面をすっきり表示
それも含めて、Hシリーズの新しさはユーザーインターフェイスにある。デモカーのエスティマに乗り込んで、まず気づいたのは、地図がすっきりと見やすいことだ。それもそのはずで、従来のストラーダ・ミドルクラスの地図画面上に配置されていたスケール切り替えやビュー切り換え、現在地メニューといったボタン類が、Hシリーズの地図画面には無いのだ。ところが、画面に手を近づけると自動的に、TVへの切り換え/ストラーダチューン/案内音量のアップダウン/3D地図への切り換えなどのダイレクトランチャーメニューとともに、スケール切り替え/ビュー切り換え/現在地メニューといったボタンが画面に表示される。ナビ本体に搭載したセンサーに反応し、操作しようとしたときだけボタンを表示することで、従来はさまざまなボタンに隠れていた部分が見えるし、自車マークやルートもわかりやすい。