洗濯/洗濯関連情報

節電洗濯のツボコツ3ヵ条(3ページ目)

お洗濯の節電は「乾燥機を使わない」「洗濯を時短する」「洗濯回数を減らす」が3大テーマ。でも臭いが発生したり汚れが落ちなくなるなど不潔になってはいけないし、挫折するほどストイックなのも意味がありません。そこで、続けられる節電お洗濯のツボ&コツについてご紹介します。

毎田 祥子

執筆者:毎田 祥子

家事ガイド


洗濯機で洗濯を時短しよう

夏場は脱水時間を短縮してみて

夏場は脱水時間を短縮してみて

この頃の洗濯機は、節水・節約型のものが主流。10年前のものと比べると節約の度合いが違います。思い切って洗濯機を買い替えるのも一つの方法ですね。

今あるものでの節電・節水を考えるなら、使い方の見直しを! なお洗濯機に設定されている「スピードコース」は、機種によって早く洗いあげるために水や電気を多く使うものもあるようですので、気になる方はメーカーにご確認を。

時短で節電を計るためには手動設定をしてみましょう。新品のままだと必要以上に長く設定されています。例えば「洗い」の時間は、攪拌式(水流で洗う従来型)洗濯機の場合、軽い汚れなら10分未満で大丈夫。

洗濯時間を長くしても染み込んだ汚れは落ちないものです。気になる汚れがあれば前に部分洗いするか、洗剤水で浸け置きしてから洗濯機をかけましょう。スティック式の洗剤や漂白剤を塗っておくだけでも効果があるので持っておくと便利ですよ。

「脱水」は5分以上の脱水は効果があまりないといわれます。乾きやすい日なら3分でも大丈夫。シワをつけたくないシャツ類や傷みやすいものは1分脱水が基本です。


ツボ3:乾燥機を使わない

最後は乾燥機。全自動洗濯機で最も電力を使う工程は乾燥なので自然乾燥なら節電効果があがります。晴天なら臭いも発生しにくく紫外線消毒という効果も。天日干しの弱点は、色褪せや生地劣化が起きやすい事。また、タオルがパリパリになるのが嫌だという人も。夏は風通しのよい日陰で干しましょう。乾きは十分です。

ドラム式洗濯機で洗ったタオルはへたりやすく、乾燥機で毛羽を立ち上げればよいですが、干すと仕上がりがバリバリになるのが弱点。ドラム式ではタオルをネットに入れる事が推奨されています。

ドラム式でも攪拌式でも乾燥機を使わずにタオルをふんわりさせるワザには、「仕上げすすぎで柔軟剤やクエン酸(お酢を約大さじ2でも可)を加える」「乾かし過ぎない(夏場の外干しは短時間で)」「脱水後にタオルの端を持って10回ほどふり回す(寝た毛羽を起こす)」などがあります。

外干しができずほとんど室内干しという方は、ガイド記事「部屋干し・干し方のコツ」をご参考にどうぞ。ツボは、晴れた日には家中に風を通すこと。臭いだけでなく家自体も湿気でカビが発生しやすくなるなどのリスクがあります。

節電をきっかけに、より上手で楽なお洗濯術をマスターしましょう!

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