現代アメリカンアートが集結、ホイットニー美術館

現代アート豊饒の地、ニューヨークでもここは別格!

現代アート豊饒の地、ニューヨークでもこの美術館は別格!

優れたミュージアムをいくつも抱えるニューヨークですが、ホイットニー美術館はアメリカンアート専門の美術館。大胆なキュレーションと、勢いを増すアーティストを見分ける審美眼が素晴らしく、コンテンポラリーアートが好きな人や、アートシーンの“今”を知りたい人にはたまらない場所です。

美術館概要

アレキサンダー・カルダーの作品

アレキサンダー・カルダーの作品

ホイットニー美術館は、20世紀以降の現代アメリカンアートを集めた美術館。特に、現役のアメリカンアーティストによる作品に力を入れている点は、他の現代美術館とは一線を画します。アメリカにおける芸術というのは、現代アートの出現によって急激に成長したといわれてるので、ここを訪れることは、勢いを増し続けるアメリカンアートを肌で感じられる貴重な体験でもあるんですよ。

さらに、ニューヨークでビデオアーティストのエキシビションを初めて開催した美術館というのが、このホイットニー美術館。古い概念にとらわれず、異質なもの、新しいジャンルの将来性を見抜くセンスは抜群で、ナム・ジュン・パイク、ジャスパー・ジョーンズ、シンディ・シャーマンらの回顧展をどこよりも早く開催し、世に発信し続けてきたといいます。

コレクションされているアーティストは、ジョージア・オキーフ、ロバート・ラウシェンバーグ、ロバート・メイプルソープ、アレキサンダー・カルダー、ラリー・クラーク、草間彌生などなど。現代アートファン垂涎のコレクションです。ちなみに、美術館建物はモダニズム建築家・家具デザイナーのマルセル・ブロイヤーによるもの。

 

一大アートイベント、ホイットニー・バイエニアル

アート界の一大イベントとも言われるのが、隔年で開催されるホイットニー・バイエニアル。若い新進アーティストをホイットニー美術館が独自に選出、彼らの作品を展示するエキシビションです。優れた才能を早くから察知するその審美眼から、このホイットニー・バイエニアルは、“コンテンポラリーアートのトレンドを牽引するショーケース”といわれています。重要アートイベントとあってかなりの人手になりますが、未来の巨匠の作品を先取りで鑑賞できる絶好の機会です!

ミュージアムレストラン 『アンタイトルド』

レストラン内観 photo: whitney museum

レストラン内観 photo: whitney museum

この美術館を訪れたら是非寄ってほしいのが、2011年に誕生した館内のレストラン。Untitledというユニークな名を冠したここは、クラシックなアメリカのコーヒーショップを、より現代的にスタイリッシュに昇華。

ユニークなのが、ブレックファストメニューを常時提供している点でしょうか。素材にこだわって料理されたオムレツやパンケーキ、フレンチトーストなどは、ダイナーで食べるそれとは格段の差。美術館のオープン時間より前にオープンしているので、これを目当てに来るのもいいかも?

さらに注目すべきは、金・土・日の週3夜のみ提供されるディナー。前菜、メイン、デザートの3コースで46ドル。メニューは毎週変わり、マーケットで仕入れる食材の旬に応じて新しいメニューが考案されるそう。ニューヨーク屈指のレストラングループが手がけているだけあって、味は秀逸。

<DATA>
Whitney Museum of American Art
住所: 945 Madison Avenue
TEL: 212-570-3600
アクセス: 77th Street駅から徒歩6分
営業時間: 11:00~18:00、13:00~21:00(金) 月火休
入館料: 大人18ドル

<レストランDATA>
■Untitled
TEL: 212-570-3650
営業時間: 8:00~15:00(金~21:00)、10:00~21:00(土日) 月休
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