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東芝 dynabook T351/57C(3ページ目)

2011年に入ってからのパソコンのトレンドは、インテルの第二世代Coreプロセッサーを搭載し、USB 3.0やBlu-rayなどにも対応するという物。特にCPUのように代替の聞かない物は最新の物を採用していると、安心して使用できる。USB 3.0なども周辺機器がそろいつつあり、映像などの容量も大きくなっているため高速転送でき、HDD容量も750GBで通常の用途なら問題にならない大容量だ。スペックに余裕があり、将来も安心して使える。

上倉 賢

執筆者:上倉 賢

ノートパソコンガイド

将来も安心して使える高性能

Windowsエクスペリエンスインデックスは5.7(画像クリックで拡大)

Windowsエクスペリエンスインデックスは5.7(画像クリックで拡大)

インテルの最新CPUを採用して、HDD容量も750GBと大きくスタンダードパソコンながら充実した性能。無線LANは当然搭載し、有線LANはギガビットイーサーネット対応。Blu-rayドライブに、HDMI端子、USB 3.0等にも対応し将来も安心して試用できる。

 

テンキー付きで使いやすさ向上

無線LANマウスを標準搭載

無線LANマウスを標準搭載

このクラスでは人気のテンキー付のキーボードも採用。キータッチなどの品質は平均的なところだが、一般的な利用では問題ないだろう。通常ノートパソコンに搭載されるマウスは有線マウスが多かったが、本体カラーに合わせた無線マウスを採用。使い勝手も悪くない。

 

使い勝手

無線LANの状態がログインする前からわかる(画像クリックで拡大)

無線LANの状態がログインする前からわかる(画像クリックで拡大)

Windowsにログインしなくても無線LANの状態が確認できる「東芝無線LANインジケーター」を搭載。パネルを開けただけでシャットダウン状態から起動する「パネルオープンパワーオン」と組み合わせて使えば、たとえば液晶モニタをぱっと開いて無線LANの状態を確認、利用できなければ、さっと閉じて別の場所に移動するなど、外出先での使い勝手も向上するだろう。

 

細かなこだわりで使い勝手を向上

「パネルオープンパワーオン」など、起動に関して細かい設定ができる

「パネルオープンパワーオン」など、起動に関して細かい設定ができる

東芝はBIOSを自社開発しており、「パネルオープンパワーオン」、高速起動などの独自対応もやりやすいようだ。これに加え、東芝ecoユーティリティの画面表示もよりわかりやすくするなど、独自機能の強化もされている。ヘルプ系ユーティリティも充実しているので、初心者でも学習しながらさまざまなことができるようになる。

 

充実した基本機能とサービス

価格は15万円前後(5月下旬現在)で、同クラスでは平均的なところ。スペックだけで比較すると他機種の方が安くも見えるが、細かな使い勝手を向上するユーティリティ、サポートサービスなども含めてみると悪くない価格となる。シリーズには3モデルあるが、今回の対象機種のT351/57Cは一つ上のスペックであり総合的に見て、悪くないコストパフォーマンスとなるだろう。


【関連リンク】
東芝 dynabook T351/57C

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