貯蓄型保険での貯蓄の有効性
保険という仕組みを利用した方がお金を貯めやすい人もいます。しかし必ずしも、保険での貯蓄にこだわる必要はありません。貯蓄と保障は分けた方が分かりやすいのは事実です。保険はあくまで保険ですから、保険として加入するのか、貯蓄の一環として保険を使いたいのか、今一度確認してみましょう。ある程度自分でお金の管理をして殖やしていこうという人は、貯蓄型保険にこだわる必要はないと思います。実際、自分で資産運用をあれこれするような人は、保険についてもよく勉強している人が多く、必要な情報を集めて自分で判断し、実行しているでしょう。
しかし、お金のことは苦手で面倒、銀行の積立など引き出しやすいものだとなかなか貯まらないなどとという人は、使い方の一つとして貯蓄型保険を覚えておくといいでしょう。
自分で調べるのが苦手という人は、専門家に話を聞いてみるといいでしょう。この時、背景の異なる複数の人に聞いてみることがポイントです。中には、全く違う意見を言われることがあるかもしれませんが、それがなぜなのかと自分の頭で考えてみることが重要なのです。
お金を貯める方法は色々ありますが、その人ごとに合う合わないがあります。貯蓄型保険が有効かどうかはその人次第ですが、お金のことを学んでいくと貯蓄型保険のメリット・デメリットを理解して、自分に必要な範囲で戦略的に活用する、貯蓄型保険での貯蓄は卒業するなどの判断ができるようになります。
いずれにしても、どんな方法・プランをするにしろメリット・デメリットは必ずありますから、これらを確認して自分で考えて決断・実行する癖をつけてくことが大切です。
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