ビギナーからベテランまで使える
操作方法は全体にベテラン向け風味だが、リモコンの対応ボタンで番組表、再生などを呼び出せるので、慣れれば不便は感じないだろう。ビギナーユーザーはシンプルリモコンを使って、基本操作がまとめられたスタートメニューから操作すると使いやすい。基本的な操作方法や画面構成などは従来のRDを継承したものなので、従来のユーザーならすぐに使いこなせるだろう。長時間録画の画質が少し低いのが残念
無圧縮のDR録画はそれなりだが、長時間録画での画質はトップレベルのレコーダーには差をつけられる感じ。長時間録画は最長で10倍録画ができるが、画質的にはあまり期待するとがっかりするかもしれない。全体の画質傾向としては精細感はあるが、発色やコントラストは高くなく、優等生的に無難にまとめられた画質と言える。W録画時の録画予約は扱いやすくなった
デジタルWチューナーで同時2番組の長時間録画が可能。かつては録画に使用するチューナーをユーザー自ら選択する必要があったが、RD-BZ810では2つ目の録画をするときにチューナーを重複して選択していると、自動的にもう1つのチューナーに設定されるなど、利便性が向上。登録した番組名やキーワードから、番組を自動録画してくれる「お気に入り予約」も便利だ。シンプルで扱いやすい再生機能
ダイジェスト再生機能はないが、マジックチャプターによるおまかせプレイで、本編部分だけを再生できるのは便利。録画リスト(見るナビ)は大きなサムネイルでの表示だけではなく、フォルダ表示、リスト表示など、見やすい方法に切り替えられる。ただサムネイル表示は、大画面テレビが主流の現在では、もっと小さくても十分かもしれない。録画番組をフォルダで管理することができるのは、RDならではの便利な機能だ。本リモコン+シンプルリモコンが付属で便利
リモコンが2つ付属。メインのリモコンは高機能レコーダーらしくボタンが多いが、主に使うカーソル+決定とメインのナビボタンは、特に使いにくさなどはあまり感じない。ただボタンを押したタッチが、ややぐにゃぐにゃしているので、もう少し押しやすさを期待したい。初心者や複雑な操作を必要としないユーザー向けに、ボタンの少ないシンプルリモコンも付属。よく使う機能だけがまとめられていて、より気軽に使えてよい。【関連リンク】
東芝 ブルーレイレグザ RD-BZ810