そもそもIPアドレスとは?

ネット上でも場所を知るための「住所」が必要だ。

ネット上でも、場所を知るための「住所」が必要となる

インターネット上にも「住所」に相当するものがあります。それがIPアドレス。IPアドレスは、インターネットに接続するすべてのパソコンや携帯電話に割り振られています。IPアドレスがあるからこそ、間違わずにデータ送受信をすることが可能になっています。

インターネットが本格的に普及してから10年あまり、これまではIPv4方式というIPアドレスが使われてきました。これは、「255.255.255.255」のように、0から255までの256通りの数字を4つ、ドットで区切って並べたものです。

「なぜ256という半端な数字なの?」と思う人もいるかもしれません。0と1で表す2進数でいえば、00000000のように8つ並べてちょうどキリがよくなる数字、つまり2の8乗です。コンピューターでは、このような2進数や16進数がよく使われます。

枯渇してしまうIPv4アドレス

ここで少し、IPv4方式だと全部で何通りのアドレスがつくれるかを考えてみましょう。1つの0-255の数字が256通りのアドレスをつくれるので、それを4つ並べた場合、256の4乗通りのアドレスがつくれることになります。これは約43億通り。

43億通りもあれば、全然問題ないんじゃないの?と思うかもしれません。90年代にネットが広まり始めた頃は、そう思われていました。しかし、21世紀になってネットは急速に進化し、パソコンだけではなく、携帯電話やゲーム機など様々な機器から接続。43億通りのアドレスがあっても、世界中で使うアドレスとしては数が足りなくなってきているのです。

IPアドレスがないとこれ以上新しい端末をインターネットに接続できず、これ以上の普及ができません。そのため、IPv4方式に替わる新しいIPアドレスが必要になり考えられたのが、IPv6方式のIPアドレスなのです。