株式戦略マル秘レポート/西村剛の「統計で勝つトレード」

震災後から株価が倍になりそうな銘柄は?(2ページ目)

震災からもうすぐ3ヶ月が経ちます。その間、日経平均株価は9%下落、為替も円高が進み、株式市場全体に先行き不安が見え隠れします。しかしながらこのような株式市場においても元気な銘柄があります。株価が震災前の水準をすでに上回っている銘柄や、短期間で株価が倍近くになっている銘柄もあります。そのような株価が好調な銘柄の特徴について過去の株価データを用いて分析してみました。

西村 剛

執筆者:西村 剛

株式ガイド

  • Comment Page Icon

検証結果

システムトレードの達人

出所:システムトレードの達人


勝率: 37.70 %
勝ち数: 46 回
負け数: 76 回
引き分け数: 0 回

平均損益(円): 25,686 円  平均損益(率): 16.21 %
平均利益(円): 150,514 円  平均利益(率): 91.74 %
平均損失(円): -49,868 円  平均損失(率): -29.51 %
平均保持日数(イグジット済み銘柄のみ): 602.11 日

勝率を確認すると37.7%となっており、上記のルールに該当した銘柄の場合、37.7%の確率で株価が倍になったことが分かります。もちろん逆に62.3%の確率で30%の損切りをすることもお分かりになると思います。
上記のルールにしたがって売買するのならば、過去のシミュレーションでは約37%の確率で株価は倍になりそうだが、外れた場合は30%の損失が発生するルールだと考えていただければいいでしょう。

ちなみに現在この条件に該当している主な銘柄は以下のとおりです。
・4825ウェザーニュース
・2168パソナグループ
・9477角川グループ
・2372アイロム
・9475昭文社


もちろんこれらの銘柄が株価が上昇するとは限りません。しかしながらこのような視点で分析することで株価が倍になりそうな銘柄を科学的に探し出すことが出来ると思います。みなさんもぜひ挑戦してみてください。

完全無料】株式投資ソフトのフリー版を無料プレゼントします。こちらのソフトで今回の内容が実践できますのでぜひお試しください。

(このテーマでの検証については、【システムトレードの達人】を使って検証しています。記事の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性、利用者にとっての有用性を保証するものではありません。当社及び関係者は一切の責任を負わないものとします。投資判断はご自身の責任でお願いします。)
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます