実用と趣味の両立が本質
8Cコンペティツィオーネ(世界限定500台)などのスーパーカーもラインナップするが、柱はちょっと手を伸ばせば届く、それでいてオシャレで元気のいいクルマ。実用と趣味の両立がアルファロメオの本質だ。
“アルファロメオ”をカジュアルに体現するミト
アルファロメオが初めてBセグメントに投入した3ドアハッチバック。8Cにインスパイアされたアルファらしい小股の切れ上がったデザインと、ファンな走りをみせてくれる。ブランドの本質である実用と趣味の両立を、最もカジュアルに体現しているモデルだ。入門用とはあえて言わない、運転好きに進めたいハッチバックである。
走りはドイツ車級、フィーリングは“アルファ”な159
ブランドの中核を担うDセグメントのサルーン&ステーションワゴン。往年のファンが戸惑うほどのドイツプレミアムブランド級の走りを見せる。ところがフィーリングそのものはれっきとした“アルファ”。真っすぐ走るアルファが嫌いなら、これ以前をどうぞ、というわけだ。
“古く”ならない、デザインコンシャスなブレラ
コンセプトカーほぼそのままに登場した、ジウジアーロデザインによるデザインコンシャスな2+2クーペ。その見栄えは新鮮かつ衝撃的、なかなか“古く”ならないスタイルである。本国における生産は終了しているから、マニアックな人気を集めていくことは間違いない。何か洒落た、飽きの来ないクルマと長く付き合いたい、と思っている人にオススメの1台である。
新車で乗れるヴィンテージ、アルファ8C
アルファロメオの北米市場復活の狼煙役として登場した2シーターFRスーパーカー、8Cコンペティチオーネ&スパイダー。世界限定各500台づつなので、街で見ることはランボルギーニと遭遇するよりも困難だ。官能的なサウンドのV8エンジンを搭載し、ハードで古典的なライドフィールをもっている。最新素材技術を使って作られた工芸品のような1台だ。