私たちが高年収を目指すべき理由

年収が300万円でも200万円でも、幸せに暮らす方法はあるでしょう。万が一、そういう状況になったときにも大丈夫なように、筋肉質の家計を作っておくこともまた、必要なことです。
 
年収が多いとなにが得なのか?

年収が多いとなにが得なのか?



しかし、だからといって現状に甘んじたり、努力をしない言い訳にはしたくないものです。なぜなら、高い年収を得ることは、ハードワーク、ハイプレッシャー、そして高い税金はあるにしろ、日常の多くの場面で、トクな展開になるからです。

まず、年収が高いというだけで、周囲から尊敬されますから、失礼な対応を受ける頻度が減ります。ちょっと傲慢な表現に聞こえるかもしれませんが、仕事上で誰かにごちゃごちゃ文句を言われたと仮定します。

そのとき、「そんなに言うなら、あなたはいくら稼いでいるんですか?」と切り返せば、相手は何も言えなくなるでしょう。実際には口にしなくても、そういう自信があれば、他人からの心ない批判を受け流せる、心の余裕ができるということです。
 

お金を借りるときに有利

また、お金を借りる点でも有利です。住宅ローンや投資ローンを組むときも、より安い金利で、より多くの金額を借りることができます。住宅ローンで、年収が低いと金利が2%になるところを、年収が高ければ1%以下で借りられますから、金利負担が3分の1に減り、ますます手元に残るお金が増えます。

投資物件を買うときも、年収500万円なら5000万円までしか借りられないけれど、年収2000万円なら2億円借りられる、ということがよくあります。すると、家賃の手取りも4倍となり、ますますお金持ちになります。賃貸を借りるときも審査がありますが、年収が高ければほとんどの賃貸物件を借りられます。クレジットカードの審査もらくらくパスします。
 

転職でも有利

転職市場でも、年収1500万円の人には、やはり高年収の案件が紹介される傾向があります(もちろん、能力があることが前提ですが)。反対に、年収300万円の人に、年収1500万円の案件が紹介される見込みは低いでしょう。

それに、転職時には通常、前職での収入をある程度考慮されて決まる場合がほとんどです。完全な職種転向や、年齢制限に引っかかっている場合などでなければ、仮に年収がダウンしてもそう極端になる可能性は低いものです。
 

高年収の人には情報も集まってくる

資本主義崩壊などと言われることもありますが、人間の行動原理はやはり資本主義です。稼げる人にはますますお金が集まるし、人よりちょっと余計に高いお金を使う余裕が生まれます。

高いお金を払えば高待遇を受けられます。旅客機のビジネスクラスやファーストクラスのようなものです。それに、募金や寄付などの余裕も生まれます。また、情報も集まってきます。有利な金融商品などの情報がくるのも、出資できる能力のある人のところです。
 

高年収とは何を意味するのか?

そもそも高年収を稼ぐということは、それだけ高い付加価値のある仕事、多くの人に役立つ仕事をしているということです(もちろん利権がらみの仕事をしている人にはあてはまりませんが、一般的な民間企業において、という意味です)。逆に低年収ということは、さほど価値を提供していないか、会社に搾取されているかのどちらかではないでしょうか。

事業でもそうです。たとえば、ダサくて不便でつながらないスマートフォンが売れるでしょうか。「iPhone」がヒットしたのは、より多くの人に利便性や楽しさを提供したからです。

これは、年収が高いことが善で、低いのが悪、ということではなく、世界の社会・経済システムは、高年収の人により有利になるようにできているということです。こうしたことに目をつむって「金持ち優遇だ」と批判しても意味がありません。認めたくなくても、これが現実です。高年収は、経済生活を優位に持ち込むには、強力な武器になるのです。

だからこそ、資本主義社会に生きる私たちが、より安定・安心できる生活を求めるならば、年収を高める努力が必要なのです。もちろん、「いや別に有利でなくてもいいよ」「今で満足」という人には関係のない話です。

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