ライフプランで考えてみたい5つ
1・結婚はしたいか/しているならどう過ごすか2・子どもはいるか/この先欲しいか/教育費はどうするか
3・親は10年後に何歳になっているか/介護はどうするか
4・家は買うか/買わないか/買うならどうするか
5・保険は必要十分か/少なすぎないか/高すぎないか
ライフプランというのは30歳という区切りにはあまり関係がないのが本当のところです。多くは個人的な問題であり、タイミングの問題でもあります。
しかし、30歳を期に考えてみることは重要です。ここでは結婚、子ども(と子育て)、親、家、保険の5つについて考えてみるキーワードとしました。
実際のところ、思っている通りにいかないのが人生です。「32歳くらいで今の彼女と結婚」と思っていても、35歳で別の人と結婚していたりしますし、「結婚はないでしょ。生涯独身も考えて」と思っていると34歳くらいで一気にゴールインする縁があったりします。過去を振り返るのはもちろんですが、未来のこともわからないなりに、計画は計画で考えてみるといいでしょう。お金の備えはそこから始まります。
ほとんどの人が10年後はまだ元気でいるし、およそ9割の人は65歳まで生きています。30歳ではぴんとこないでしょうが、「長く生きる」ことを前提に人生を考えていくことが30代では重要になってきます。
キャリアプランで考えてみたい5つ
6・昨年の年収はいくらか/それは納得できる額か7・今のままで年収は増やせるか/見合った能力向上はできるか
8・転職は考えるべきか/転職活動をしてみるか
9・自分の業種(職種)は10年後どうなっていると思うか
10・キャリアアップに役立ちそうな資格はあるか/取るか
30歳というと、もう転職を経験した、という人もあれば、転職など全く考えるつもりはない、という人もあるでしょう。ここでは30歳で考えてみたい、キャリアプランに関する問いかけを5つほどあげてみました。
30歳のときは伸びしろもありますし、経験を積むことがどんどん力になります。30代については、自分の仕事の能力を高めることと、自分の能力に見合う年収を獲得することのバランスを考えて仕事に励むことが必要です。能力もないのに高い年収をもらえることはほとんどまれであり、続かない可能性のほうが高いわけです。きちんとステップアップを考えたいところです。
また、「絶対転職しない」と決めつけないことも大切です。自分が転職の意思がなくても、会社がつぶれる、ということはどんな企業でもありえます。転職を意識すると、自分の仕事の能力を見る目も変わってきますので、ぜひ考えてみてください(働きながら転職活動をして、結果として転職はしない、はアリです)。
→30歳を前に15のポイントを考える。そのまとめは次ページへ