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【保存版】倉俣史朗とエットレ・ソットサス展(3/3)(3ページ目)

【石川尚のWAKUWAKUプレス・レポート】#57 会期延長!『倉俣史朗とエットレ・ソットサス展』。「デザイン」をキーワードに開催の展覧会を紹介する全3編の第3編。アクリルに封印された造花の美しい椅子 「Miss Blanche」が、ついに登場! 取材協力:21_21 DESIGN SIGHT

石川 尚

執筆者:石川 尚

ファニチャーガイド

 眠くて眠くてしかたがない夢

(倉俣史朗のイメージと言葉より)


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ベッド「Laputa」(中央)、「アクリルサイドテーブル#1」(手前左)、「アクリルサイドテーブル#1」(手前右)、「アクリル・スツール」(右奥)、花瓶「Ephemera」(左奥)            D:倉俣史朗(1989,90,91年)                             (● 画像をクリックすると拡大します)©NAO ISHIKAWA


夢の中の「現実」であろうか、現実の中に「夢」をみていたのであろうか……倉俣さんの家具には常に「心象風景」が見えてくる。


エキスパンドメタルのみで形作った「ソファ:How High the Moon」。骨格を抜き去り、表皮だけで構成している。メタルとメタルの交差から生まれるモアレ(視覚的な模様)が繊細でとても美しい。屋外ではチタン製の二人用ソファを展示。

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ソファ「How High the Moon」        D:倉俣史朗(1986年)            (● 画像をクリックすると拡大します)©NAO ISHIKAWA


最後のステージでは、倉俣さんデザインのカラフルなドアを展示。

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ドアディテール「トーヨーサッシのためのドアとドアハンドル」                   D:倉俣史朗 (1990年)           (● 画像をクリックすると拡大します)      ©NAO ISHIKAWA

色彩面だけで構成されたドアは、ディテールが美しい。無駄なものをいっさい省き、華やかな緊張感がある。

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ドア裏側「トーヨーサッシのためのドアとドアハンドル」 D:倉俣史朗 (1990年)        (● 画像をクリックすると拡大します)      ©NAO ISHIKAWA




 
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