物件相場と自分の予算を再チェック
格安の物件、あるいはリフォームしやすそうな物件が見つかったら、相場調査です。リフォーム価格は相見積りで相場チェックしますが、不動産の場合は立地条件と建物の築年数が大きく影響します。中古物件をせっかく安く入手してもリフォーム費用を掛けすぎてしまったら、新築よりも高くなる可能性が生じます。一つの目安として、物件価格+リフォーム費用などの合計金額が、同じような立地条件の新築物件の70~80%程度以下になるようにリフォーム予算を設定するようにします。
諸事情あって、そこまでの予算を捻出するのが難しいというのなら、一気に全面リフォームをするのではなく、リフォーム計画に優先順位をつけて、物件取得と同時に実施すべきもの、1~2年のうちに計画するもの、3~5年、あるいは10年以内に実施するものという具合に資金計画を立てておきます。
必ず物件を見るべし。できれば業者同行で!
間取り図や写真だけではわからない、その物件独自の特徴や問題点を自分の目でチェックしましょう。
この物件チェックの時に建物構造部の傷みが発見されたり、現行の耐震基準を満たしていないと判定された場合には、積極的にリフォームで改善する内容の見積りを作ってもらい、物件購入の判断材料にしてあげれば良いのです。
今回はお買い得中古物件の探し方についてご紹介しました。中古物件探しは、ある意味タイミング次第であるとも言われますが、せっかくの好物件を見逃してしまっていては素敵な住まいとの出会いもなくなってしまいます。夢を膨らませながら物件探しを楽しんでみましょう。