2011年・コンビニ冷やし麺のトレンドを探る(2ページ目)

ファミリーマート『冷やしブラックラーメン』(411kcal・420円)

これはファミリーマート北陸エリア限定の冷やし麺なのですが、新潟市内で購入しました。

新潟のファミリーマートは東北エリアに含まれており、通常は福島にある配送センターから品物が届くのですが、東日本大震災で福島配送センターが被災し配送業務ができなくなったため、代替策として、現在は北陸エリアから品物が届いています。

この冷やしブラックラーメンも、配送元が変わらなければ食べられなかったことでしょう。まるで、JR西日本の電車がJR東日本エリアに入ってきた（いわば急行『きたぐに』）かのようです。

この品は『富山ブラックラーメン』を冷やしラーメンにアレンジしたものです。チャーシューは富山県産豚肉を使用しています。

富山ブラックの特徴は濃口醤油を使った塩辛いスープなのですが、新潟県長岡市に多い生姜醤油ラーメン（これも醤油が濃い）に食べ慣れている身としては、富山ブラックのスープは日本そばの麺つゆみたいに感じました。スープに生姜のサッパリ感がほしいです。

セブンイレブン『冷たいピリ辛ネギ味噌ラーメン』(454kcal・450円)

冷やし味噌ラーメンも最近のトレンドですが、これはトッピングにピリ辛のネギラー油ゴマ油添えを加えたものです。
味噌スープはマイルドで、冷やしラーメンとしては適度な濃さです。私としては、商品名に『ピリ辛』とありますので、割合辛めの味を期待していたのですが、ネギ自体も思ったほど辛さを感じませんでした。

さて、もう少し食べてみましょう！