棚収納は死角に注意
目線より下が引き出せると死角ゼロ
食品をストックするには、棚に並べるというのが一つの方法。そして食品庫を設けたり市販のラックを使うという場合には、棚の奥行きに注意する必要があります。理想は、棚一段に一列の収納。ところがたくさんしまおうとすると、それだけ棚の長さが必要になるため、スペースの関係で諦めざるをえません。
多くの場合は、奥行きの深い棚を使うことになります。そうなると、棚の手前と奥に収納することになるので、しまい方には工夫が必要です。例えば、スパイスのような小さな瓶や袋入りの食品は、バラバラにならないように、カゴやケースを使ってひとまとめにして収納。吊り戸棚にしまう場合も、同じ方法で収納するといいでしょう。
スライド収納で一目瞭然
レンジ脇か冷蔵庫脇にほしい収納
なかでも、幅が狭く背の高いトールサイズの収納は、奥までフルに使えるので食品収納にはピッタリ。ビン詰めや缶詰などを収めると重量もかさむので、滑らかに作動することが選択のポイントです。棚の位置が変えられるかどうかも見ておきましょう。棚の形状を見るときには、小さな食品がこぼれおちないかどうかをチェック。隙間から落ちそうなタイプなら、カゴやケースで補うのがベストです。
何がどこにどのくらいあるか? ストック収納の鉄則は、ひと目で分かることと、使いたいモノがサっと出し入れできること。収納パーツを上手に取り入れて、キッチンの快適度をさらにアップさせましょう。