ドラマ/春ドラマ情報

2011春ドラマ概況:困難なときのために手に職を持て

春ドラマは『JIN-仁-』がトップ独走、それに定番・刑事ものが続きここまでは予想通り。しかしその後はかなり意外。そこには日本が困難な状況にある中、生き抜いていくための鍵がある?

黒田 昭彦

執筆者:黒田 昭彦

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5月7日にようやく『高校生レストラン』が始まりました。春ドラマのこれまでをまとめてみましょう。

グラフはいつもと同じく縦軸が記事を書いている時点で最新の5月5~11日の視聴率、横軸は初回視聴率と最新視聴率との差で、初回視聴率はなにも見ていない段階での期待値なので、初回視聴率との差は最初の期待からどれだけおもしろかったか、またはつまらなかったかを示すはずです。
視聴率グラフ

                       視聴率グラフ

トップはぶっちぎりで『JIN-仁-』、続いて『BOSS』『遺留捜査』。ヒット作のパート2であまり解説すべきことはありません。


明るく前向き

それ以外でのトップは、初回だけの暫定ながら『高校生レストラン』。高校生という看板で町おこしねらいの町役場、教育重視の高校、高校生レベルでなく一般レベルの味を要求する板前で臨時教師の主人公(松岡昌宏)と三者三様の考えの中、生徒たちは今後に活かせるプロの技を求めるという初回。
「手に職をつける」という地に足がついたストーリーです。初回の料理は基本であるだしの取り方でうどんとだし巻き玉子、料理監修は名門・テック辻調で役にもたちます。
考えてみると『JIN-仁-』も医者だからタイムスリップしても活躍できているわけで、いざという時のために手に職を持つということは重要です。

『高校生レストラン』は初回だけのご祝儀相場という可能性もあります。これを除くと次は『マルモのおきて』。裏が『JIN-仁-』だけにものすごく価値があります。昔から「子どもと動物には勝てない」といわれていますが、この2つのかわいさをうまく生かし、かつそれを受け止める阿部サダヲの演技も確か。ほのぼのとした内容は同じく花王がスポンサーだった「愛の劇場」を思い出します。

定番・刑事ドラマ『ハンチョウ』をはさんで、次は『リバウンド』。ダイエットを通して幸せになろうとするヒロインの姿をかなりオーバーに描き、ストーリーも体重も毎週乱高下。相武紗季捨て身の演技も見ごたえがあります。

春ドラマは「明るく前向き」がヒットすると予想していましたが、だいたいその通りになっています。

 

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