生活パターンや好みに合わせた快適さを
ヒートポンプ温水床暖房やエアコンなどを設置した1階リビング空間
太陽光発電の状況や各センサー、生活パターンなどを総合的に判断して、家電や設備機器を最適に制御、電力使用のピークを自動的にずらすことで、快適さを損なうことなく、エネルギーの無駄をなくすこともできるとか。
たとえば、朝起きて、エアコンや床暖房のスイッチを入れ、朝食のためにIHクッキングヒーターや電子レンジを使用すると急激に多くのエネルギーを使用することになりますが、エアコンのなどを起床時間よりも少し早めに起動させることで、エネルギーの無駄をなくすことも。また、エアコンを使用中にIHクッキングヒーターを用いる際、エアコンの消費エネルギーを抑えるなどして、一定のエネルギー内で機器を使用することができるように、優先順位を決めて使用することも可能。
日差しや風を取り組む吹き抜けは、冷暖房エネルギー負荷を抑える
宅外との連携したサービスを提供するのがホームゲートウェイ。たとえば、エアコンや電動窓の制御など、快適性や利便性に関わる評価結果を受けたサービスプロバイダーは、より適したサービスを実現するソフトウエアを自動でダウンロードするというサービスも検討されています。
エネルギーの消費削減に関しては、誰もが正面から向き合わなければならない問題。暮らしや住まいの中でのエネルギー管理は、今以上に重要になってくるはずです。「スマートハウス」はそのひとつの方向性を示すものでしょう。環境を考えた日々の暮らし方はもとより、新築やリフォームの際には、どのような製品やシステムがあるのか、しっかりと意識することも大切なのではないでしょうか。
[詳細情報] 三菱電機