ブルーレイレコーダー/ブルーレイ・DVDレコーダーの基礎

レコーダーのリンク機能でできること(2ページ目)

現在のレコーダーではしばしば「リンク」という言葉が使われます。今回の記事では、このリンク機能がどういうものか?そして、リンクの視点からどうテレビやレコーダーを選べばいいか?という話をします。

一条 真人

執筆者:一条 真人

デジタルガイド

異なるメーカー間では互換性のないリンク機能

HDMIリンクでは使われている制御信号がメーカーごとに異なるため、完全な機能を使うには同じメーカーのリンク対応機器を使う必要があります。ただ通常、電源の連動はどこのメーカーの機器を接続しても使うことができます。

HDMIリンク規格のメーカーごとの名称として、メーカーごとにパナソニックの「ビエラリンク」、シャープの「ファミリンク」、ソニーの「ブラビアリンク」、東芝の「レグザリンク」、三菱の「リアリンク」などがあります。これらに対応した機器の間では、そのリモコン1つで操作できるようになるなど、独自のリンク機能が使えるわけです。ちなみにレグザリンクではHDMIだけでなく、録画などのためのUSBハードディスクの接続機能もレグザリンクと呼んでいます。

ユーザーインターフェース以外の点で考えると、ユーザーにとっては接続できる関連機器が多く出ているメーカーほど、リンクをいろいろ使いこなせるということになります。特にAVアンプとサラウンドスピーカーを搭載したシアターラックが用意されていると、手軽にサラウンドオーディオを加えたAVシステムが構築できて便利です。

パナソニック、ソニー、シャープ、東芝などでは、このようなシアターラックをラインアップしています。これに対して、三菱にはこのようなAVラックがありません。また、現時点のシアターラックの機能では、パナソニック、シャープ、ソニーが優れています。
g550

ソニー:ブラビアリンク対応シアタースタンド RHT-G550



リンク機能を活かすなら、レコーダーとテレビは同一メーカーで揃えよう

説明してきたように、HDMIリンク機能を生かすには同じメーカーのテレビとレコーダーを選択するのが、そのリンク機能をフルに生かすことができ、お勧めです。

また、前述のようにシアターラックを使って手軽にAV環境を構築したいなら、ソニー、パナソニック、シャープあたりのメーカーがお勧めになります。

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