iPad2発売記念　2011年版iPad用ケース・ベスト5(3ページ目)

3位：rethink「Lim Frame for iPad」（iPad2にも対応）

iPod/iPhone用ケースの世界最前線を走るrethinkが、満を持して発売したのが、「Lim Frame for iPad」。スリーブ型だけど入れたまま操作が可能という、他には類が無いデザインのケースです。rethink製らしい、本体にぴったりとジャストフィットするケースは、ヌメ革製ながらiPadの薄さを損ないません。重さも、たったの150g。スリーブは二重構造になっていて、入れ替える事で、画面まで保護する持ち運び用モードと、入れたまま操作出来る操作モードで使い分ける事ができます。

構造自体は、単にスリーブの内側にある仕切りの内側に入れれば持ち運びモード、外側に入れれば操作モード、というだけのシンプルなものですが、それを実現できたのは、はぎ合わせで作られた、薄いけれど強くしなやかなヌメ革を加工する技術と、ミリ以下の単位で設計するデザインセンスあってのことです。
「価格が高過ぎるのはネックですが、ここまでサイズ感を損なわない革ケースが他にはないのも確かです。ケースに入れた状態での美しさは文句なしにナンバーワンですね。使用時に一度取り出さなければならないのは、ちょっと残念ですが、これも他にはないアイディアとして評価できます」と戸津さん。使い込むうちに、画面の周囲部分の革がピッタリと画面に吸い付くように馴染んでいくので、iPad収納時の美しさや一体感は益々向上します。まるでiPadが革製品になったようにも感じる大人のケースと言えるでしょう。ガイド納富は、iPadでのプレゼンが必要な場合や、きちんとした場でiPadを使う場合には、このケースに入れて持っていきます。エレガントと形容できる唯一のiPadケースでもあります。
使い勝手としては、戸津さんも指摘しているように、使う際に一度取り出して入れ直す必要があるのは面倒ですが、それは、カバンから出し入れする際のみで、通常、使用中はフラップ類が全く無いため、タブレット型であるiPadの機動力をフルに発揮できるメリットもあります。また、上下どちらに入れても使えるので、入れる方向によって、ケースに入れたままドックに挿せたり、充電したりも可能。これも、他のスリーブ型ではできない事です。また、良い革なので、持ち心地がとても良いのも魅力です。実際、このレベルの革を使った、入れたままで使えるケースは他には無いでしょう。もちろん植物鞣しなので、経年変化も楽しめます。iPad2にも対応しているのも嬉しいですね。


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