窓・サッシ・玄関ドア/窓リフォーム[通風・採光]

出窓リフォーム成功の3セオリー(2ページ目)

出窓リフォームのコツをご紹介! 出窓の選び方、効果的な出窓の取り付け方、出窓の短所克服法など、出窓リフォームを成功させる3セオリーをご紹介します。

尾間 紫/Yuu

執筆者:尾間 紫/Yuu

リフォームガイド

出窓リフォーム
セオリー2 : メリットを生かして効果的に取り付ける

出窓の一番のメリットは、部屋を広く感じさせる効果ですので、そのメリットが生きるよう効果的に取り付けしましょう。特に注意したいのは出窓の取り付け高さです。

くつろいだ時の視線の高さの先に出窓を。出窓をソファーの背にしたい場合はせもたれの高さを確認して[YKK AP]

くつろいだ時の視線の高さの先に出窓を。出窓をソファーの背にしたい場合はせもたれの高さを確認して[YKK AP]


出窓が効果的に生きるのは、くつろいだ時の視線の先に出窓があることです。リフォームの場合、今まで付いていた高さ90cm程度の腰窓の位置にそのまま出窓を取り付けることがありますが、それでは高すぎてせっかくの出窓が生かしきれません。

ダイニングなど椅子に座る部屋ならテーブルの高さの70cm~80cm程度にカウンターがくるように、ソファーでくつろぐリビングなら少し低めに取り付けると部屋が広く感じられます。床に座る床座リビングや和室の出窓は45cm~50cm程度にしておくと開放感が増します。

樹脂サッシのボウウインドウ出窓。低めに取り付けしてあるので、隣の和室から見ても開放感がある[トステム]

樹脂サッシのボウウインドウ出窓。低めに取り付けしてあるので、隣の和室から見ても開放感がある[LIXIL]


その他、出窓を使って浴室を広げる商品などもあります。出窓のメリットを最大限に生かしたリフォームを考えてみましょう。

出窓の取り付けリフォームをするためには、外壁の補修工事が必要になります。2階に取り付けるためには足場が必要になることもありますので、外壁塗装と一緒に工事すれば手間が省け、その分安くリフォームすることができます。

次のページは出窓のデメリットを克服する工夫を加えるリフォームをご紹介します。
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます