ルノー/その他のルノー車

クルマ好きを熱狂させる、生真面目で奇抜なルノー(2ページ目)

フランスのお国柄を象徴するブランド、ルノー。他のフレンチブランドとの決定的な個性の違いを見つけるのは難しいが、1つだけ国有化を源とするある種の“生真面目さ”とその裏返しとしての“奇抜さ”“凝りよう”が挙げられる。国内にはクルマ好きを熱狂させる魅力をたたえたモデルを供給。マニアのクルマながらフツウの人が乗っても“違い”に驚きつつ、フツウに乗れてしまうというところが、日本におけるルノー車の魅力だ。

西川 淳

執筆者:西川 淳

車ガイド

国内では個性派モデルを中心としたラインナップ

国内ではカングーやルノースポール(RS)といった特定の個性派モデルの導入に力を入れているルノー。フランス車というマニアックなイメージに追い打ちをかけるような、クルマ好きを熱狂させる魅力をたたえたモデル達だ。とはいえ、ベーシックなフツウのルノーには自分の周りの空気感や雰囲気、スペースとの一体感がある。人とは違う選択肢になりえる。

ファミリィニーズに応える、ルノーで一番人気のカングー

ルノーカングー





 

先代モデルの、いかにもヨーロッパの街角商用車っぽい佇まいと実用性の高さ、そしてマニアをも唸らせる質の高い乗り味。日本で最も人気のあるルノーといえばカングー、である。現行モデルはSNS的ムーブメントで流行った先代に比べ、よりファミリィニーズに応えてくれる。何か“お隣”とは違うクルマに乗りたいんだけれども、室内空間の広さだけは諦められない、なんていうお父さんとお母さんには、ぜひ一度、お試しいただきたいモデルである。
ルノー カングーを詳しく読む

“極めてフツウな”実用モデル、ルーテシア

ルノールーテシア

 

往年の名車、5の後継となる欧州Bセグメントのハッチバック。特筆すべき最新技術はもたないものの、高い安全性と走行性能が取り柄の“極めてフツウ”な実用モデルだ。ライバル達と比べ際立ったプッシュポイントがない故に、人とは違う選択肢になりえるだろう。国内ではピリッと辛口のスポーツバージョン、ルノースポールが本社の人間を驚かせるほど人気。
ルノー ルーテシアを詳しく読む


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