「万能の恋愛セオリーは存在しない」
ターゲットによって「恋愛セオリー」は使い分けないといけない!
「万能の恋愛セオリーは存在しない」
これが僕の持論です。当然ながら僕が提唱している「恋愛セオリー」や「男ゴコロ達の本音」もすべての人々に効果があるわけではないことを自覚しています。
たとえば僕のセオリーはあくまで「アクティヴで仕事も遊びもがんばる男性」を落としたい女性向けのセオリーだったりします。
「多くの女性達が付き合いたいと思うようなやや競争率が高い男性達と恋に落ちる方法」に特化されています。男性にはやはり「男性の多くが付き合いたいと思う女性達の意見」を中心に“そういうゾーンの人々による実話や本音”をもとにお送りしています。僕のセオリーは、上記の対象外の相手にしようすると逆に“うまくいかない”ことがあります。どうしてそのような現象が起こるか?その理由は以下のとおりです。
たとえば、
内向的で華やかなことが嫌いな異性に対し、上から下までファッションに載っているようなコーディネイトで、さらに最先端のメークとヘアスタイルで向き合ったなら?相手はきっと居心地が悪くて仕方ないはずです。「流行に敏感でセンスがいい」という長所もたとえば・・・「チャラチャラしてイヤ」となるのです。
さらには寡黙でまじめな人の前で“一緒にはしゃげる適度なバカキャラ&隙のあるキャラ”を出してもこれも裏目に出ることがあります。「明るくて楽しそうな女性」ではなく「うっとうしい女性」と思われたりもします。さらには「クラブに一緒に踊りに行きたいな~」という異性に魅力を感じる人がいます。そういう人は「一緒に夜遊びできて楽しそう!」と喜びますが、まじめ一本の人からすれば「そんな軽そうな人は嫌い」と受け取ってしまうこともあります。アクティヴゾーンの人達からすると強調すべき長所も、そうでない相手にから見れば短所として相手の目に映ってしまうのです。(次のページに続く)
恋愛セオリーの使い分け方事例
僕は恋愛セオリーの矛盾と10年間ずっと向き合ってきました。恋愛セオリーに万能はなく「相手によって使いわける」ことが大事で「自分に合うやり方であるかどうか」を確かめないといけないと、今あらためて思います。以下にそのことを記載しました。■「アクティヴ系メンズ」にはイマドキの華やぎオシャレファッション。「地味目インドア系メンズ」には森系やや地味ファッション(またはトラッド)が心地いい。
地味目インドア系メンズの本音を聞くと「あまり最先端っぽい雰囲気の女性は怖いし、冷たそうだし、へたすりゃバカにされそうなので、こっちも心を開けない。別の世界の女性に思えてしまう。誘う店などにも気をつかってしまう」などの本音が垣間見られました。地味目なお相手と恋に落ちたい場合は、ライフスタイルや服のトーンをやや控え目に演出するなどトーンを合わせることも必要になるのです。
■「先端の場所での夜遊び好きメンズ」には「一緒に踊りに行こうよ」。「夜遊び苦手メンズ」には「居酒屋が落ち着くね」
夜遊びが好きな、または好きだった男性の場合、「好きな女性と一緒にクラブで踊れたら楽しいのにな」という願望を持っている人もいます。こういう男性は10代~40代まで広く分布しています。一緒に踊れることはそれだけで好ポイント。
しかし「夜遊び苦手メンズ」の目には「一緒に踊りに行こうよ」という女性のスタンスに対し強烈な拒否反応が起こります。無理に一緒に行こうとしようものなら“やばい、踊れない・・・オドオドしているところを見られたくない”と“恐怖心”を抱かせることになるのです。「そんな場所うるさいから嫌いだよ」と夜遊びを遠まわしに敬遠する男性の内心をきちんと読んであげないといけません。
たとえばアンチ夜遊びな彼らは「この女性はすごく遊んでるのかな?」と想像する癖があります。そこはグッと我慢!夜遊びやパーッと踊ったり、騒いだりが大好きなファンキーなあなたもここは我慢!「夜遊び苦手メンズ」には「居酒屋が落ち着いていいなあ」を投げかけた方が効果的です。(次ページに続く)
恋愛セオリーの使い分け方事例
■「社交的メンズ」には「みんなでワイワイ集まろうよ」。「非社交的メンズ」には「またいろいろ話しましょう」社交的なメンズは、どんどん互いの輪を広げながら、楽しい時間と人間の広がりを共有し、その中で自然に恋を育むことができます。仲間うちでの女性の社交力や人間力やコミュニケーションバランスを観察し恋に落ちてゆくことを愉しみます。最初から一点賭けせずに、他の女性との出会いにも分散的な期待しながら相手を絞り込んでゆきます。
逆に「非社交的メンズ」は“みんなで”と言われただけで、自分はスル―されたと勘繰ったり、または「他の誰かにとられるかも・・」と不安になったりします。一人しか目に入っていないからです。「非社交的メンズ」には「またいろいろ話しましょう」が効きます。他の邪魔やノイズがはいらないようなデリケートな2人空間が好みなのです。(※2人で会うことに極度の緊張を感じる男性もいます)
■お金に余裕があるメンズには「御馳走様!次回は私が」とお礼。余裕がないメンズには「私も楽しんだのだから払わせてよ」
お会計の時の男の本音です。僕も20代の頃は「私も楽しんだのだから払わせてよ」と言って貰えて何度も助かりました。首がつながり、メンツも保てました。「あ、これならつきあっていける。こっちの財布をあてにしてない」と思ったことがあります。お金がないときには男としてとても助かるのです。
しかしお金がある男性は「私も楽しんだのだから払わせてよ」と言われると「あれ?線を引こうとしてるのかな?ま、でも自立している証拠かもね」といったんブレーキをかける人もいます。ただあくまで全員とは限らず「お金を払うことで自分のアイデンティティを表現するタイプの男性(あまり素の魅力だけでは勝負しない部類の男性)」に多くみられるブレーキ現象です。
■元気で饒舌な男性には「楽しく盛り上がれるラテン気質」はプラスに。「おとなしい男性」には「ほどほど」が最適。
みんなで楽しく歌って踊れて、冗談も言えて…オシャレで、知性もある「全方位型発散タイプ」の女性。このタイプはアクティブ系モテゾーンの男性(競争率が高い男性)に人気です。「キャラの振れ幅」も大きく、魅力的なので男から見ても飽きがきません。
しかし、正反対のタイプの男子からすれば「気分の起伏が激しい」と思われてしまうのです。女性からみれば「平坦でおもしろみのない振れ幅の小さな男」かもしれませんが、彼からみれば“ときにうっとうしかったり”もするのです。
さあ、いかがでしたか?この恋愛セオリーの「タイプ別処方箋」ですが、50例~70例ありますが、今回はこのあたりにさせて頂きます。今回ご紹介した処方もご自身に効き目があるかどうかを一度テイスティングをして頂くことをオススメいたします。それではまた次回の記事にてお目にかかりましょう。
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