南の島の楽園、タヒチの治安
空港に降り立った時からウクレレの音色で迎えられ、南の島らしい温かなホスピタリティでもてなしてくれるタヒチ。常識的な防犯意識さえあれば、心穏やかに楽園タヒチを満喫することができます。基本的には、治安良好な楽園タヒチ
タヒチの治安を維持しているのは、パペーテ市内では警察、その他のエリアではジェンダームという憲兵隊が担当しています。彼らの活躍のおかげか、タヒチ全般的に治安はよく、強盗といった凶悪な犯罪は多発していません。ただし、外務省 海外安全ホームページによると、地元の犯罪では、車上荒らしや空き巣、窃盗事件などが発生しているようです。日本人観光客は裕福に見られるためか、巻き込まれる犯罪はバッグなどの盗難被害がほとんどだそう。貴重品類は持ち歩かずにホテルのセイフティボックスに保管しておくのが無難でしょう。レンタカーを運転する場合も、貴重品を車内に残すのはやめましょう。
また、首都パペーテにあっても夜は早く、日没くらいにショップはクローズしてしまいます。特に日曜日の夜は顕著。20時を過ぎると、メインストリートでも人通りがなく、交通量もグッと減ります。ディナーを終えてレストランを出ると、いきなり夜の帳が下りた街といった感じ(屋台レストラン・ルロットの周辺はにぎわっていますが……)。いくら治安が良好とはいえ、暗闇にたむろしている若者を見ると、ドキッとしたりします。夜はルトラックも運休しているので、歩こうなんて思わずに、タクシーを利用してホテルへまっすぐ帰りましょう。
日曜日といえば、治安とは関係ありませんが、スーパーマーケットやマガザン(よろずや)でアルコールを販売していません。バーなどで飲むことは可能ですが、「ビーチでビールでも……」と思って仕入れようにも、売ってもらえないのであしからず。