タヒチの物価(2ページ目)

激安バゲットのサンドイッチをビーチでいただく

また、ビーチ・ピクニックへ出かけるのに、スーパーマーケットやマガザン（よろずやさん）でバゲットを仕入れるのも一案です。ローカルの暮らしに欠かせないバゲットは、1本60フレンチパシフィックフランくらいと驚くほど安い！ ハムやチーズなどの具材も合わせて買い、バゲットに挟んでサンドイッチを作れば、青空の下ではごきげんなご馳走になります。

朝のマルシェで焼き立てクロワッサンを 

朝の6時ごろからにぎわいを見せるパペーテのマルシェ。野菜やフルーツ、鮮魚などが並ぶ中、焼き立てのパンも売っています。やはりローカルの人向けの商品はお手頃です。タヒチの胃袋を観察しつつ、朝食も節約できて一石二鳥なマルシェです。

移動手段は自力率が高ければ、安上がりに

目的地を告げさえすれば、運んでくれるタクシーは、その手軽さからついついお願いしたくなるもの。けれど、やはり高くつきます。しかも夜間料金や荷物料金もあり、バカになりません。

節約をするならば、路線バスを。路線バスには2種類あり、「ル・トラック」は荷台にベンチをしつらえたバスで、白地に赤い線が入っています。もうひとつの「RTC」は白にオレンジや緑のラインが入った大型バスです。

手を挙げてバスを止め、ドライバーに行き先を確認し、降りる時もブザーを押さなければならず、ほかの乗客の目も気になって、かなりドキドキする瞬間もあることでしょう。でも、タクシーに比べて運賃はおよそ10分の1。たとえばソフィテルやインターコンチネンタルから街中へ行く場合、タクシーならば1700フレンチパシフィックフラン（夜間2900フレンチパシフィックフラン）ですが、ル・トラックならば130フレンチパシフィックフラン（18時以降200フレンチパシフィックフラン）。ラディソンから街中まで行く場合、タクシーならば2000フレンチパシフィックフラン（夜間は3000フレンチパシフィックフラン）の距離も、RTCならば200フレンチパシフィックフランです。がんばった甲斐があるというもの。ただし、日没以降は本数が少ないので、ゆとりのあるスケジューリングを。

また、頻繁に移動する場合はレンタカーも選択肢にあげられるでしょう。左ハンドル右側通行ですが、離島やタヒチ島でも郊外ならば、道はシンプルです。

※2011年4月現在、1フレンチパシフィックフラン＝0.99円（ユーロと固定レート）

その他、お土産やダイビング料金の目安は？

ポピュラーなお土産といえば、チョコレート。あちこちのビーチリゾートでみかけるようなチョコレートですが、1500～2000フレンチパシフィックフランくらいします。また、好みがありますけれど、パレオも1000フレンチパシフィックフランくらい。手染めの1点ものだと、3000～5000フレンチパシフィックフランくらい。そしてタヒチの名産といえば、黒真珠ですが、こちらはピンキリ。ガイドはタヒチへ行くたびに一粒もののネックレスやピアスを、予算3万円以内で選んでいます。

ダイビングは1ダイブで6000～8500フレンチパシフィックフラン、2ダイブ1万1600～1万5500フレンチパシフィックフラン。タヒチ島やモーレア島では手頃で、ボラボラ島やファカラバ島だとやや料金が上がるようです。