テクノポップ/アーティストインタヴュー

中野テルヲさん、活動再開!(2ページ目)

P-MODEL、LONG VACATIONなどで活動してきた中野テルヲさんが、アルバム『Signal / Noise』にて本格活動再開! スカイセンサー、超音波センサーなどを操る中野さんにインタヴューいたしました。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

量産したLONG VACATION
 

ガイド:
P-MODEL凍結後、三浦さんとSonic Skyを経て、1991年にKERAさん、みのすけさんとLONG VACATIONとして活動を開始されましたが、ここからですよね、今の中野テルヲというカタカナ表記になったのは? 何か意味はあったのでしょうか?

中野:
LONG VACATIONを始めるにあたりそれまでとは違う新しい気持ちになっていたと思います。「テ」と「ル」と「ヲ」のならびが視覚的、視認的にも良いとしそうしました。

ガイド:
LONG VACATIONのディスコグラフィーを見直していて、驚いたのですが、90年代活動休止をするまでかなりの数のリリースをされていますよね。

中野:
ビデオ作品やナイロン100℃のサウンドトラックを含めると30タイトル近くになりますか。あまりにもリリース数が多く全く印象に残っていないものもあるくらい仕事は忙しかったのですが、そのおかげで録音やマスタリングの現場などで多くの経験を積むことができたと思っています。

ガイド:
ちなみに僕はThe Bugglesの「ラジオスターの悲劇」が大好きで、そのカヴァーも集めているので、もちろん、LONG VACATIONのカヴァーもよく聞かせていただきました。

中野:
カヴァー曲というのはLONG VACATIONを立ち上げる時のコンセプトでもあっただけに、さすがに数多くやりましたね。「ラジオスターの悲劇」のカヴァー「憧れのミュージカル・スタア」はいろいろな人のボーカルが飛び出てくる楽しい構成でした。
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