ドラマ/春ドラマ情報

2011春ドラマ:こんな時には明るく前向きに(前編)(2ページ目)

こんな時に受け入れられるのは「明るく前向き」なドラマ。それが基本パターンの朝ドラは『てっぱん』の最後も『おひさま』のスタートも好調です。夜放送の連ドラでそれに続けるのはどれでしょうか。

黒田 昭彦

執筆者:黒田 昭彦

ドラマガイド

4月11日(月)スタート

『ハンチョウ4 神南署安積班』

放映:TBS系 月曜20:00~(初回は19:00~20:54)
原作:今野敏
脚本:いとう斗士八、大川俊道、安井国穂、岡芳郎
演出:酒井聖博、村田忍、竹村謙太郎、竹園元
プロデューサー:橋本孝、遠藤正人
出演:佐々木蔵之介、中村俊介、塚地武雅(ドランクドラゴン)、黒谷友香、賀集利樹、山口翔悟、安めぐみ、渋谷飛鳥、細川茂樹、田山涼成、宇梶剛士、唐十郎
好評シリーズの今回のコンセプトは「正義の代償」。いままでハンチョウ・安積剛志(佐々木)が大切にしてきた「心の交流」が通じない愉快犯や模倣犯が安積班を翻弄。また前シリーズから登場、捜査一課の高野警部(宇梶)が安積班メンバーの引き抜きをはかり、さらに安積も凶弾に倒れ……
第一シリーズではハンチョウの長女(渋谷)が毎回でていましたが、最近はあまりでてこなくなりました。それにあわせてほのぼのした雰囲気だったのが、だんだんハードに。今回はさらにハード化しているようですが、「明るく前向き」トレンドがくるとすれば裏目にかも。ここをしのげれば長期シリーズとして安定しそうなのですが。


4月12日(火)スタート

『名前をなくした女神』

放映:フジテレビ系 火曜21:00~(初回は~22:09)
脚本:渡辺千穂
演出:水田成英
プロデュース:浅野澄美
編成企画:太田大
主題歌:アンジェラ・アキ「始まりのバラード」
出演:杏、尾野真千子、倉科カナ、つるの剛士、平山浩行、五十嵐隼士、高橋一生、KEIJI(EXILE)、萩原聖人、りょう、木村佳乃
秋山侑子(杏)は引越し先でママ友たちと出会い、それによりお受験とママ友同士の軋轢に巻き込まれる。ママ友として、夫に虐げられているが明るくふるまう安野ちひろ(尾野真千子)、ヤンキーママの進藤真央(倉科カナ)、ベビーグッズの輸入ネットショップを立ち上げた女社長・沢田利華子(りょう)、そして女性誌のカリスマ主婦読者モデルの本宮レイナ(木村佳乃)の四人が登場
ママ友

          ママ友

スタッフがだいたい同じである『泣かないと決めた日』のママ友・お受験版。会社でのイジメがテーマの『泣かないと決めた日』は初回からイジメ全開でかなり見るのに苦労させられましたが、中盤以降は前向きになって尻上がりに好調でした。今回はその反省か、もうちょっとイジメはジワジワときそうです。ただこの時期、イジメものをみる気分になるか?というのが気になるところ。ちょっと時期が悪いような。

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