デジタル一眼カメラ/デジタル一眼カメラレビュー

キヤノン EOS Kiss X5(2ページ目)

EOS Kiss X5は機能面でコンパクトデジカメからステップアップしても違和感なく使えるデジタル一眼レフとして開発されているように感じます。今回から搭載されたシーンインテリジェントオートはかなり使いやすく、「とりあえずシャッターを押すだけ」でもそれなりに撮れるようになっています。

清水 博之

執筆者:清水 博之

デジタルカメラガイド

バリアングル液晶でライブビュー撮影が便利に

こういったローアングル撮影もバリアングル液晶で楽勝(画像クリックで実写画像表示)

こういったローアングル撮影もバリアングル液晶で楽勝(画像クリックで実写画像表示)

EOS Kiss X5と旧機種の外見上におけるもっとも大きな差異として、バリアングル液晶ディスプレイが搭載されたことが挙げられる。これによってライブビュー撮影が圧倒的にしやすくなった。特にローアングルでの撮影がやりやすくなり、子供やペットの視線での撮影がより簡単になっている。EOSシリーズは高い動画撮影機能を誇るが、この面においても少なからずメリットがある。

 

オート撮影でも簡単キレイに撮影可能

モードダイヤルで、緑枠にA+とあるのがシーンインテリジェントオート

モードダイヤルで、緑枠にA+とあるのがシーンインテリジェントオート

フルオートにしていても本体側で「いま撮影している被写体はなにか」ということを判断してくれる「シーンインテリジェントオート」を搭載。コンパクトデジカメと同等の撮りやすさを提供している。とりあえずこのモードに合わせておけば合格点の写真が撮れるという意味では、真にコンパクトデジカメからのステップアップ対象となるデジタル一眼レフといえるだろう。

 
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