節約VSオークション

中野氏:リーマンショック後、「節約」がキーワードになっていますよね。みんなお金を使わないようにしていますし、節約するためのアドバイスも求めています。でも僕としては「節約したお金をどうするんですか?」という部分がとても大事だと思うのですよ。これで住宅ローンを返しても、結局はお金が経済にまわりませんし、みんなが節約をしてしまうとデフレが加速して、経済がもっと縮小してしまいます。身の丈を縮めながらも、経済を拡大させる方法もあるはずで、その1つの方法がオークションなんだと思います。

武永氏:オークションは節約と同じ効果がありますが、行動は別です。買って使って売るというステップがあるので、経済を縮小させることもありません。お金を貯めるのではなくて、使って、必要がなくなったら売るという考えがベースになっていて、これに加えて僕が考えてほしいと思うのは、月々いくらで使えたのか?ということなんです。
中古の時計だって価値がある。写真はイメージ

中古の時計だって価値がある。写真はイメージ。

たとえば、43万円で買ったブルガリの時計を持っていて、けっこう使ったしそろそろ新しいものが欲しいから売ろうと思った場合、オークションでは7万~8万で取引がされています。(価格は商品状態によって違う)しかも箱があれば、さらに値段が上がりますね。仮に8万で売れたとしたら、43万円の時計は、これまでに35万円で使ったことになります。もし使用期間が10年であれば、1年で3万5000円、月々3000円、1日100円でブルガリの時計を使えたわけですよ。

オークションVS買取 

中野氏:もし買取だったら?

武永氏:おそらく4万までしないでしょうね。買取の場合、お店側の利益を考えなければなりませんからね。オークションは8万くらいなので、単純に2倍です。売る人と買う人の間に誰かが入ってしまうと、買取価格は下がり、売値は上がります。だから、利益が乗るかどうかで価格に大きな違いが出るし、ここがオークションと買取の大きな違いです。

中野氏:節約は、ひとりひとりが作っている経済の規模を小さくすることなので、みんなが同じように節約をしたら、社会全体の経済規模も小さくなります。そうすると、結果的に自分の首を絞めることになって、みんなが貧しくなってしまう。
でも、僕としては拡大経済を作るものがあると思っていて、その方法の1つがオークションですよね。自分の持ち物をバランスシートで考えたとすると、その中から資産価値のあるものを選び流動化させる。あるいは証券化というイメージです。

武永氏:株などはいつでも流動化させることができますが、実は物も同じなのです。流動化させることで、自分が使わないものをお金に換えることができます。ただ、日本には悪しき文化があって、物は飽きたら捨てる、もしくは不当に安い価格で売るというのが多くの人が感じていることだと思います。

中野氏:当然僕のバランスシートもあるので、今回はこの中から流動化したいものを持ってきました。資産価値があるのかどうかわからないですけど、これをオークションで売ってみようかと…。

ということで、中野氏のバランスシートの中から眠っていた資産を流動化させることにチャレンジ。結果は…。

「節約をしてはいけない。『アンチ節約』のススメ(2)」へ。 

【関連記事】
ネットオークション活用の新発想!
年収300万円の彼が700万円の生活ができる理由
損している人のための「損しない生き方」のススメ

ネットオークションを使って投資資金1万円を作ろう!
その1 ネットオークションの基礎と1万円の作り方
その2 押し入れからも投資資金が生まれる!

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。