前回の記事「節約をしてはいけない。『アンチ節約』のススメ(1)」では、世の中の動きに逆行する「アンチ節約」についてオークファンの武永氏とセゾン投信の中野氏に対談していただいた。結局、経済規模を小さくしてしまって自分の首を絞めることになる「節約」の対抗軸として「オークション」の意味をお伝えした。そんな中、中野氏が実際にオークションに出品すると言いだしたのだが、果たして結果は…。

オークションに出品してみる 

あるブランドのベルト。未使用品。

あるブランドのベルト。未使用品。

中野氏:実はですね、今回このネクタイとベルトを出品してみようと思いまして…。これまで全くオークションをしたことがないので、経験者に頼もうと思うんですよ。

武永氏:オークションは代理出品も可能です。投資でいうと投資信託のような感じですね。出品代行には落札価格の20%程度を手数料として支払います。この場合、商品が売れれば預けた人にもお金が入りますし、頼まれた人にもお金が入るので、両者のバランスシートが膨らむことになります。
出品の前に、このネクタイとベルトの相場を調べてみましょう。オークファンのデータでは、ネクタイがだいたい2000円、ベルトが2500円くらいでしょうか。 

ある有名ブランドのネクタイ。こちらも未使用品。

ある有名ブランドのネクタイ。こちらも未使用品。

中野:そんな資産価値があったんですか?もっと早くオークションに出せばよかった(笑)。

武永氏:実際にいくらになるのか、楽しみですね。
 

オークションの結果はいかに 

数日後…

中野氏:実際にオークションに出品して、結果がでました。ネクタイが2311円、ベルトが2010円でした。(出品手数料などは含めない)いや~、思ったよりも高く売れるもんですね。びっくりです。
このネクタイやベルトは、今まで中野バランスシートの中に眠っていたんですよね。こういう物を見つけてきて売却すれば、物ベースのバランスシートは小さくなるけれど、現金が入ってくるので縮小経済にはなりません。

武永氏:しかも、ノウハウが積み上がってくるので、たとえばコートを買っても着なくなったらすぐに売ることができるようになります。投資でいうとトレードのようなものですね。