歴史あるパリの老舗キャバレー

リド

夢のある豪華なショーを体験するならリド(c)lido

モンマルトルのムーランルージュと双璧をなすシャンゼリゼのキャバレー、リド。その歴史は1928年、シャンゼリゼ通りの一角にベニスの浜辺を模した地下プールがオープンし、新たなパリの社交場として人気を集めたことにより始まります。正装した人々が集まり、客席のまわりを入り組むように流れる運河にゴンドラが走るという仕掛けが話題となりますが、ブームはすぐに過ぎ去り1933年には破産に追い込まれることに。3年後、ある劇場オーナーがこの地下プールを買い取り劇場へと変身させ成功させますが、第二次戦争に突入したため再び閉鎖してしまいます。

そして戦争が終わった1946年、新オーナーがこの劇場を買い取り、リドは再び生まれ変わります。新しいアイデアによる豪華な装飾、そしてディナーショーのスタイルを初めて取り入れ、後にこのスタイルは世界中に広まることになります。そして1958年にはラスベガス公演も実現し、当初は6ヶ月の予定だった公演期間が32年続くという大成功を収めます。

1977年には、シャンゼリゼ通り78番地から現在の116番地に移転。より壮大なショーを楽しむことができるようになりました。

 

ショーは驚きとため息の連続

リド

美しいアーティストたちにも注目(c)lido

ショーのタイトル「ボヌール」とは、日本語で幸福という意味。鳥の姿をした女性が、パリ、インド、映画、女性という4つの世界で幸せを見つけるというストーリー構成になっています。

ショーでは、ブルーベルガールと呼ばれる、身長175cm以上という条件を満たした美しいダンサーにも注目。千夜一夜物語や仏陀をモチーフにしたりとオリエンタルなテーマが多いのも特徴です。劇中ではハラハラドキドキのアクロバットやジャグリングを織り交ぜながら、ダンサーが囲む大がかりな山のヒンズー教寺院、スケートリンクと大掛かりなセットも登場しアイスショーが始まったりと、目が離せない展開の連続です。

もう一つの見どころは、何といってもその豪華な衣装です。600点の衣装代は総額何と300万ユーロ(日本円で約3億円以上!)。見ているだけでため息が出てきます。

主役の歌手とともに総勢50名あまりのダンサーがクジャクの衣装で踊るフィナーレは圧巻の一言。夢のような一夜を体験できることでしょう。

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LIDO
住所:116 bis avenue Champs-Elysées 75008 Paris
TEL:01 40 76 56 31
アクセス:George V(メトロ1)より徒歩0分
営業時間:9:00~翌2:00 ディナーは19:00~、ショーは21:30~と23:30~
料金:シャンパン付きショー90ユーロ~、ディナー付きショー140ユーロ~
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