ティッシュペーパー
ドラッグストアの行列に、何箱ものティッシュペーパーをぶら下げて並ぶことはありません。古タオルや着古したTシャツ、肌着を用意しましょう。衣類はおおまかにカットしておくと便利です。液体がこぼれたら、雑巾やボロ布で拭き取り、水の出るときにまとめて洗います。油や汚物の場合、水が継続して出ない場合は、拭いてそのまま廃棄でOKです。
処分しようと思ってなかなかできなかった、ゴワゴワになったタオルや古着を一掃したら、今度は自分好みの質のいい素敵なものを少しだけそろえましょう。
トイレットペーパー
漫画雑誌や新聞など、薄くて柔らかい紙を適当に切っておき、よく揉んで使います。拭いたら包んでおき、可燃ゴミとして廃棄します。紙では硬くてイヤな人は、東南アジア一帯で行われている方式をおすすめします。ペットボトルなどに水またはぬるま湯を入れておき、事後、中の水をかけて手で洗い流します。水は小さなタオルやカットした古肌着などでぬぐいます。断水のときは、バケツの水で水洗することになりますが、その時トイレットペーパーを使わない方がラクに流れます。下水処理への負荷も減ります。
紙おむつ
兄弟や近所の子、小さいものならママのパンツをおむつカバーにします。中には吸水性のよい古タオルなどを折ってあてがい、直接肌にふれる面には切った古着をはさんでおむつライナーにし、うんちならそのまま廃棄しても。ガイドの子らが小さいときやってました。合うパンツがなければ、タオルや手ぬぐいなどの短辺の両側にひもを縫いつけ、「ふんどし」のようにしたものを使って。子供にとってもストレスフルな時なので、ムリにおむつはずしはしなくてOK。生理用ナプキン
布ナプキンにくわしい「らずげ」さんの、災害時の応急手当の方法。ガイドも布ナプですが、超ラクですよ! 在宅率の高い方、これを機に布ナプにチェンジしてみては?歯磨き
何かつけなくても、歯は磨けますが、つけるんだったら塩をつけましょう。指につければ、歯茎のマッサージもできます。洗剤
食器の油汚れは、新聞紙などでふき取ってから洗い、米のとぎ汁、青菜のゆで汁でも油汚れが落ちやすくなります。洗濯は、直接肌に触れないものの洗濯回数を減らし、洗うものについても、汚れた部分だけを石けんでつまみ洗いしておきます。台所用洗剤やシャンプーの在庫は、薄めて使いましょう。電池や電灯がないとき、停電時の乗り切り方は次ページへ! >>