スイス/スイスの通貨・物価・予算・両替

スイスでの食費・レストランの相場

「高い」と言われるスイスの物価。実際にどの程度高いのか?なるべく経済的に旅行する方法は?といった情報を、具体例を交えながら解説。宿泊費、交通費、食費、その他の観光費など場面別に見ていきます。ここではスイスでの食費に関して解説。

和田 憲明

執筆者:和田 憲明

スイスガイド

スイスでの食費はやはり高い!?

スイスレストランのイメージ

スイスレストランでは、料理とともにスイスの雰囲気も味わいたい

「やっぱりスイスは高い」と感じるのはレストランでの食事代金です。朝食は通常ホテルの宿泊代金に含まれていますが、昼食と夕食を毎日レストランでとなると、それなりの予算を準備しておく必要があります。

具体的な目安として、昼食のセットメニューで25スイスフラン(約2,250円)、夕食で35スイスフラン(約3,150円)といった具合。少し良いレストランで夕食となると、ドリンクを合わせて7~8千円は見ておく必要があります。

 

どうすれば食費を節約できる?

サンドイッチ

たまにはサンドイッチで軽く済ませる方法も

せっかくのスイス旅行。旅程のどこかでちょっと贅沢な夕食を楽しむのも良いでしょう。ただ毎晩レストランでしっかり食べると、どんな元気な人でもだんだん胃がもたれてくるもの。特にご年配の方なら、尚更でしょう。たまには、サンドイッチやパスタなど軽めのメニューで済ませる人も多いようです。

多くの展望台では、セルフサービス形式のレストランがあり、割安。スパゲッティにドリンクを付けて、だいたい20スイスフラン(約1,800円)くらいです。

格安のレストランと言えば、スーパーマーケットやデパートに併設のレストランをチェック。通常のレストランより3~4割程度は安くなる感覚です。店内はあまり洗練された雰囲気とは言えませんが、地元の家族連れなどに囲まれて、その様子を見るだけでも楽しくなってきます。

自炊設備のあるアパートメント形式のホテルや、ホリデーフラットと呼ばれる貸別荘を利用する方法もあります。自炊を中心にすれば、スイスでの食費をぐっと押さえることができます。観光地のスーパーマーケットでは、日本からの旅行客と思われる人をよく見かけるようになってきました。ワインやチーズなどは、逆に日本よりも安く手に入ります。

惣菜を売っているスーパーもありますが、やはり値段は日本より高め。なるべく予算を切り詰めたい場合は、パンやチーズ、チョコレートなどを買ってお手製のランチボックスを作る方法もあります。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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