壁柱で仕切ったメゾネット

 

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和室
1. 2階のキッチン。 左側は冷蔵庫と洗濯機を置くスペース。
2. キッチンの足元から1階の玄関が見える。
3. 玄関からの見上げると2階のキッチンが覗く。
4. 左側が寝室、右側がトイレとバスルームのブース。
5. 玄関ドアの隣に螺旋階段がある。


アパートの真ん中を占めるメゾネットの玄関ドアを開けるなり、天井高3.3mの広い部屋が現れます。見上げると2階のキッチンと南側の窓が目に入ります。1階は柱と梁が一体となったコンクリート壁で緩やかに分けられ、トリプレックスと同様に白い箱のブースにトイレとバスルームが収められています。2階はキッチンとリンビング。ここも1階と同じ3.3mの天井高です。キッチンとリンビングの床は85cmの段差をもち、バルコニーのある南側のリビングの床が細長く伸びて、そのままキッチンカウンターとなるのです。このメゾネットと左右のトリプレックスは共に、約15坪の延床面積になっています。
設計者の駒田夫妻が「私たちが常々考えている“住む”ではなくて、よりプリミティブで生き物としての人の感性に訴えかけるような“棲む”ための場」を目指して仕掛けたこのユニークなデザインは、30代のオーナーを満足させるだけでなく、ここを借りる住人に、どう“棲む”かという楽しみを与え続けることでしょう。

◆建築データと建築家プロフィール


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