ブルーモスクの見どころ

スルタンアフメットモスク天井

天蓋の文様も美しいけれど、上を見ている時にはスリに注意

モスクの内壁や蛇腹は16~17世紀初頭に作られたイズニックタイルで覆われていて、計2万1043枚もあるのだとか。とりわけ中2階のテラスにある女性用礼拝エリアにあるものが美しいので必見です(現在テラスへの立ち入りは禁止です)。

また、門や窓に施された真珠母とべっ甲の装飾も美しく、こちらは設計を担当した建築家の1人、セデフキャル・メフメット・アーという職人の手によるもの。そしてカリグラフィーは当時の有名な能筆家、アフメット・グリバリが担当したもので、このようにモスク内はさながら博物館のように、レベルの高いオスマン芸術が堪能できるのも特徴です。

スルタンアフメットモスク夜

夜のスルタンアフメットモスクも見ものです(©latifcetinkaya)

外観も美しいスルタンアフメットモスクですが、夜になるとそのライトアップも見事。とりわけイスラム教の祭日であるクルバン・バイラム(犠牲祭)やラマザン・バイラム(断食祭)にはミナレットとミナレットの間にイスラム教の文章が電気文字であらわされるのが見ものになっています。特にラマザン・バイラムにはスルタンアフメット広場に多くの出店がオープンして賑わいを見せるので、この時期に訪れる人は夜も訪れてみて。

 

ブルーモスクのまわり方

スルタンアフメットモスク礼拝時間

モスク入口には、このように礼拝時間により閉館する時間帯が貼り出されています。これは2011年3月のもの。

現在も宗教施設のモスクとして機能しているスルタンアフメットモスク。このため、各礼拝時間帯には観光客立ち入り禁止になります。禁止の時間帯は日の出・日没時間に左右されるので、時期によって様々。行ってみたら礼拝中で入れなかった、なんてことはよくあるので、おすすめは朝一番に行くこと。午前中は礼拝の時間がないので入れない可能性がありません。一方、毎週金曜日は特別な「金曜礼拝」があるため、昼間は他の曜日よりもやや長めに礼拝時間が取られるので要注意。

 

スルタンアフメットモスク内部

この柵より中には入らないで

礼拝の時間以外に中に入っても、まだお祈りを続けている人もいます。信者と観光客を分ける柵がありますが、お祈りをしている人がいるようだったら邪魔をしないようにするのが礼儀。

イスラム教の宗教施設であるため、タンクトップや短パンで入ることは禁じられていますから、真夏でも薄手のカーディガンや羽織モノをカバンにしのばせておくといいでしょう。特に女性の場合、スカーフを頭からかぶってほしいと言われる場合もあるので、モスク入り口にあるスカーフを借りるよりは自分のスカーフを持参しておくとよいかもしれません。

入口では靴を脱ぎ、中では自分の靴を持ったまま鑑賞することになります。一応ビニール袋を貸してもらえますが、何人の人が使ったか知れないビニールなので、気になる人は自分のビニール袋を持参してもいいかも。

<DATA>
■Sultanahmet Camii(スルタンアフメットジャミイ)
住所:Hippodrome, Sultanahmet
TEL:0212(518)1319
開館時間:9:00~17:30(礼拝時間を除く)(冬期)
入場料:(任意の寄付)
アクセス:トラムSultanahmet駅から徒歩3分
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