イスタンブール最大の見どころ、トプカプ宮殿!

トプカプ宮殿入口

あの歴史の授業で習ったオスマントルコ帝国を代表する宮殿がここ!

あの、世界を制したオスマントルコ帝国の最盛期を約400年にも渡って支え続けたのがここ、トプカプ宮殿。日本で「トプカプ宮殿の至宝展」が開催され人気を博したのも記憶に新しいけれど、確かにその目もくらむような宝石の数々が収められた宝物館、タイルが美しいハレム、目も覚める絶景が広がるバーダッド・キョシュキュなど、見どころ満載。できれば半日はかけてじっくりまわってほしいスポットです。

※1トルコリラ=約53円(2011年2月現在)

トプカプ宮殿の基礎知識

メジディエ・キョシュキュ

旧市街の先端に位置するので、絶景が広がります

このトプカプ宮殿は、コンスタンティノープルを征服したメフメット2世が1459~1465年という7年近くの歳月をかけて建設させたもの。1876年にスルタン・アブドゥルメジドがドルマバフチェ宮殿に移り住むまでのおよそ400年、オスマントルコ帝国歴代のスルタンの住居及び政治・行政の中心となってきました。

ロケーションは、金角湾、マルマラ海、ボスポラス海峡が見渡せる丘の上。自然の要塞に囲まれているという防衛上の理由もありますが、宮殿奥にある高台からの眺めは最高です。


 
トプカプ宮殿内部

季節がいいと、散策にもってこいの宮殿内

それでもヨーロッパ各国にあるゴージャス宮殿などを思い描いて行くと、あの最強の帝国・オスマントルコの宮殿にしてはちょっと地味めでは?…… と思う人も多いはず。というのも、トプカプの敷地は基本的に庭園がベースになっており、その脇に小さな部屋がいくつか並んでいたり、キョシュキュと呼ばれる離れとしての小さな建物がいくつかあるだけだからです。

これはオスマントルコ帝国が中央アジアから移動してきた遊牧民族の国であり、基本的に屋内エリアに関してはそれほどゴージャスな建築を求めておらず、むしろ屋外の自然との関わりを重要視していたからだといえるでしょう。

また、当初はテントでくらしていたスルタンたちも、歴史を追うごとに必要に応じて小部屋やキョシュキュを作るなどして増改築を繰り返してきたため、中には迷路のように入り組んでいるところも。一方でトプカプ宮殿後にスルタンが移り住んだ新しいドルマバフチェ宮殿の方は、ヨーロッパ文化を取り入れたロココ調の派手な建物で、このトプカプ宮殿とは全く趣を異にしています。興味のある人は両方訪れて、比較してみて。