キッチン/キッチンのトレンド・イベント情報

ドイツ最新キッチンのトレンド報告会の概要(2ページ目)

2011年1月18日~23日まで、ケルン国際家具見本市で開かれた「Living Kitchen」には、160社以上のキッチン、キッチン関連企業が出展し、非常に見ごたえのある内容であった。2月25日に、Switch Station 東京のセミナールーム会場をお借りして、視察に同行した4名が違った切り口からの報告をおこなった。

執筆者:黒田 秀雄

リビングキッチン2011視察報告会

講演順にその概要をお伝えする。

□ キッチンジャーナリスト 本間美紀
「全体のインテリアトレンドと今年のキッチン」

全体を通じるコンセプトは、次の4つ。
・過去の儀式や歴史から学ぶものごとの本質
・感覚を覚醒させる
・地域性や季節、自然に従う
・ バーチャルと現実の境目を越える

2011年のキーワードは、自然木材の再構築があげられ、無垢材、樹皮つき、節あり、ラフソーンと呼ぶ切りっ放し、丸太や年輪、無塗装、流木や埋もれ木、エイジング加工などがあげられる。
photo HONMA

新しいインテリアイメージ(Photo MIKI HONMA)


 
photo HONMA

新しいインテリアイメージ(Photo MIKI HONMA)


 
photo HONMA

新しいインテリアイメージ(Photo MIKI HONMA)


 
大日化成工業株式会社 社長 平澤正嗣氏
「ワークトップやシンクを中心に素材から見たキッチン」

強まるナチュラル指向の中で、今回の見本市でワークトップに使われた素材を順に並べると、まずメラミン化粧板が一番多く、続いてクオーツストーンと呼ぶ水晶を混成したエンジニアリングストーン、大判セラミックパネル、天然石、アクリル系人工大理石、ガラス、ステンレス、天然木などが使われている。シンクもこれらの材料を使い、ミックスマテリアルの手法で構成しているものが多い。

エンジニアリングストーンやガラスは硬度が高く、特にセラミックパネルはモース硬度が8もあり、アクリル系人工大理石に比べると、現場加工性が落ちる。それにもかかわらず、小口はトメ加工をしているものが多く、イモ継ぎは殆ど見られない。
アクリル系人工大理石は30以上のカラーバリエーションが魅力で、感触が心地よく暖かい。無孔質な表面は清潔で、食の安全性にも対応しやすい。加工性が高く、デザインの自由度を生かし家具への応用が増えている。新しい傾向としてリサイクル素材のひとつとして捉えているメーカーもある。

photo HIRASAWA

新しいワークトップとシンク(Photo MASATUGU HIRASAWA)


 
photo HIRASAWA

クオーツストーンのワークトップ(Photo MASATUGU HIRASAWA)


 
photo HIRASAWA

クオーツストーンのワークトップ(Photo MASATUGU HIRASAWA)


 
引き続き、鈴木氏と黒田の報告内容の要点です。

©Feb.2011 Copyright HIDEWO KURODA KITCHEN SYSTEM LABO.INC.

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