自己破産のデマを信じすぎるのも落とし穴

自己破産の落とし穴~デマによる不要な不安と堕落

自己破産についてのうわさには「デマ」も多い。意外と不利益は少ないのです。

間違った思い込みで、自己破産を否定的に考えることも落とし穴の一つで、よく起こりがちなことです。
返済型の借金整理では家計の再生は難しいだろうと思われ、自己破産が必要ではないかと思われる方に限って「自己破産だけはいやだ」といいます。
借金整理は自己破産しかないと勘違いをしていて、借金整理ということから逃げてきて、本当はもっと早くに借金整理を考えていれば返済型の整理でも十分行けたであろうに、逃げていた故に自己破産しか道が無くなってしまった人に限ってです。
「自己破産はしたくない」という人は、大きな誤解をしています。世間でうわさされる自己破産についてのデマを信じているからです。

自己破産のデマとはどんなもの?

では、自己破産のデマにはどのようなものがあるでしょうか。たくさんあるのですが、代表的なものを取り上げると、
  • 選挙権が無くなる
  • 一生ローンやクレジットカードが利用できない
  • 戸籍や住民票に記載される
  • 子供の進学や就職に不利
  • 海外旅行に行けない
  • 会社を解雇される 

     
などです。でも実際はそんなことありません。

自己破産で受ける影響

自己破産で受ける実際の影響は、次の通りです。
  • 住宅・株式などの財産は手放さなくてはいけない。(生活に欠かせない衣類・寝具・家財道具・年金・失業給付・生活保護給付・労災給付などは残ります)
  • 破産開始手続き決定を受けると、免責を受けるまで「資格制限」を受ける。(会社社長、役員、警備員、税理士、生命保険募集人、弁護士、司法書士…など特殊な資格が制限される)
  • 信用情報機関に記録され、一定期間ローンが組めなくなる。
      ほかに官報という国の機関誌に載ったり、身分証明書に記載されたりします(免責後抹消される)が、一般の人はほとんど目にすることがなかったり、関係することがないことばかりです。
    自己破産はいやな印象ばかりが先行しますが、本当に家計の再生を誓って選ぶのであれば、とても意味のある借金整理法です。必要のない人が自己破産を利用することは堕落に近づくことになりかねませんが、本当に必要とする人が利用しないことは、家計再生、貯金体質への転換から大きく遠ざかることになります。やみくもに敬遠せず、自分には自己破産を利用することでどういう意味があるのかをきちんと考えて利用してください。
     

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