洗濯/素材別の洗い方

洗濯マーク・洗濯絵表示(2ページ目)

せっかく買ったお気に入りの服も、洗濯のやり方を間違うと一度でダメにしてしまうことがあります。そうならないよう、洋服を買ったらすぐ洗濯マークを確認しておきましょう。洗濯の前だと忘れて洗濯機をまわしてしまうことが多いからです!ここでは洗濯絵表示について説明します。

毎田 祥子

執筆者:毎田 祥子

家事ガイド

メーカー判断により文字で注意を促してあるものも

JISで定められた注意事項のほかにも気をつけた方がよい点がある場合、メーカーの判断により文字で書かれています。これもひととおり読んで洗濯のときには注意しましょう。例としては以下のようなものがあります。

■タンブラー乾燥はお避け下さい
乾燥機にかけず干して乾かすべきもの。伸び縮みする衣類(ソックスやスリムパンツ、カットソーなど)によく含まれているウレタンは乾燥機にかけると縮んでしまいがちなので、乾燥機は避けて。

■長時間濡れたまま置くと色移りします
ガイドの失敗談ですが、表示にこう書かれていた新品のシャツを洗濯後に干し忘れて出かけたところ、他の衣類に色移りして部屋着に格下げになってしまったことがあります。

色落ち(染色堅牢度)は、紫外線や汗、水、洗濯、アイロン、摩擦などで起こりますが、どれが発生しやすいかは技術的な問題によるところが大きく、素人にはわからないので洗濯マークだけが頼りです。せめて書かれていることを守りましょう。

衣類についているタグには洗濯表示以外にも情報が書かれています。繊維の種類はその特徴を知っておくと、着る時、収納時にも役立つので「服の素材を知ろう」でチェックしてみてくださいね。

洗濯表示が暗号ほど変化!?新洗濯表示の読み解き方

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