語り継がれる「アワーアングル・ウォッチ」
ロンジンの精密時計は、1896年の第1回アテネ大会での試験使用に始まり、数多くのオリンピック競技で活躍したが、スポーツ計時に限らず、20世紀前半の探検者や冒険者とともに伝説を残した傑作も少なくない。発売当時の広告。リンドバーグの肖像画の下に「時角」機能を説明する自筆のスケッチが添えられている
かつての船乗りたちが、航行中の船の位置確認に超高精度時計「マリン・クロノメーター」を頼りにしたように、「アワーアングル・ウォッチ」は、航空計器が未発達だった当時のパイロットにとって必需品になった。それはまた、精密さと信頼性で知られるロンジンの名声を一段と高める結果になった。通称「リンドバーグ」は、当時の機能とデザインを継承するモデルが現在でも作り続けられているように、その人気はまったく衰えを知らない。
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