大人一人に子ども二人が国際線の同伴ルール
基本的に、大人一人で幼児(2歳未満)を同伴できるのは二人まで、とされています。ただし、子どもの一方は幼児運賃が適用されますが、もう一人のお子さんは小児運賃で利用することになります。親の膝の上には、安全上、一人のお子さんしか乗せてあげることができないからです。なお、お子さんを一人で搭乗させる場合は、5歳以上という規定があります。親権者が誓約書にサインをするなどの諸手続きが必要で、かつ大人運賃になります。5歳未満のお子さんは、一人での搭乗が許されません。11歳までが子連れ海外旅行のチャンス
2歳以上12歳未満の子どもは、チャイルド ・フェアー(小児運賃) が適用されます。旅行会社では、「子ども代金」などと呼んで、幼児代金と区別しています。搭乗日(運送開始日)時点で12歳になると、大人と同じ扱いになるのでご注意を。ただし、旅行中に満12歳を迎える場合、すでに運送が開始(旅行会社の商品の場合は「旅行が開始」)されているので、12歳の誕生日より前日に旅立つのであれば、小児運賃が適用されるのが通例です。小児運賃は、基本的に大人の航空運賃の約75%で算出されます。座席が提供されるほか、事前予約をすればチャイルド・ミール(子ども用の機内食)のサービスを受けることができます。また、機内で落ち着いて過ごすことができるよう、航空会社では子ども向けの玩具、ぬり絵などの文具などを用意しています。
旅行会社が販売するパッケージツアー商品は、滞在先のホテルでベッドを使用するかどうかによっても料金が異なります。2歳以上12歳未満であっても、独立したベッドを使用しない(例えばツインルーム利用で、一つのベッドに母と子が添い寝をして、もう一方のベッドは父親が使用する等の場合)「ノーベッドこども代金」などの名称で、料金区分されます。